- 中小企業診断士は難しいから何年もかかるだろうな
- 受験勉強に何年もかけるのは無理
- 効率的に勉強して2年で合格したい
中小企業診断士に挑戦する方。
『2年で合格したい！』と思っていませんか。
中小企業診断士は難関試験。どのように勉強すればいいのか気になるところです。
★記事を書いた人
難関資格を10以上所持。士業の資格も複数所持。
現役の士業として活動中。士業の業界に詳しいです。
この記事では、働きながら2年で中小企業診断士試験に合格する戦略的な勉強法をお伝えします。
記事を読むことで、合格するための勉強法がわかります。
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中小企業診断士に2年計画で合格することは可能
中小企業診断士試験に2年で合格することは可能です。
なぜならこの試験は2～3年で合格する人が多いからです。しかも、受験生の多くは社会人。
30代～40代の合格者が最も多く、働き盛りのサラリーマンが多くを占めています。
つまり、中小企業診断士は働きながらでも合格を目指せる試験です。
【中小企業診断士2年計画】試験の難易度を知る
中小企業診断士は難関資格。何となく勉強しても合格できません。
まずは試験の難易度を知りましょう。
中小企業診断士試験の合格率は5％前後。合格までの平均受験回数は3～4回。
合格に必要な勉強時間は1000時間程度です。
【中小企業診断士2年計画】試験日程を知る
中小企業診断士試験は年に一度の試験。1次試験と2次試験があります。
1次試験は7科目。試験時間は60分5科目。90分2科目です。
2次試験は筆記試験と口述試験があり、日程を分けて行われます。
1次試験は毎年8月。2次試験は10月に実施されます。
【中小企業診断士2年計画】まずは今年受験するかを決めましょう！
今年の1次試験までの残された日数を確認しましょう。
1～2ヶ月では無理がありますが、3ヶ月あるなら試験を受ける価値があると判断します。
「わずか3ヶ月で合格するのは無理」と考える人もいらっしゃると思います。
しかし、あえて受験するのがおすすめです。
たった1回の受験で合格を目指さないこと。まずは試験の雰囲気を知ることが大切です。
【中小企業診断士試験2年計画】試験突破に必要な教材を揃える
- 最短ルートの勉強法を知る
- 優良教材を使う
最短ルートの勉強法を知る
出典：クレアール公式サイト
合格に必要な重要ポイントの一つに『勉強法』があります。
どのように勉強していけば合格できるのか『正しい勉強法』を知ることから始めましょう。
何も考えず、適当に勉強するのは遠回り。プロが教える勉強法を素直に実践しましょう。
クレアール出版の「非常識合格法」をご一読ください。
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優良教材を使う
合格するには使用する教材にも拘りましょう。なぜなら教材は合否を左右するほど重要だからです。
試験は難関です。独学では挫折する可能性が高いので、通信講座の受講をおすすめします。
通信講座では講師の先生に質問できます。
自分ではかなりの時間を使うところを、講師の先生に質問することで瞬時に解決できます。
モチベーション維持の観点からすると、通学のほうが良いとも言えますが、費用と時間と効率を考えるなら通信講座がおすすめです。
私も数々の難関試験を通信講座で合格してきました。通信講座で十分合格できます。
おすすめの通信講座を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
≫参考：オススメの中小企業診断士通信講座5選【イチオシも紹介】
【中小企業診断士2年計画】試験突破の勉強法を解説
テキストを読む
まずはテキストを読みましょう。実はテキストは最重要。なぜなら基礎を学ぶうえで最適だからです。
最初は理解しながら読むのではなく、ざっくりと読みましょう。
マンガとか小説を読むくらいの感じです。わからなくても気にせずに読み進めます。
まずは全体像を把握することが大切です。1週間くらいで読んでください。
2回目以降は『理解』を心がけながら読み進めていきましょう。
テキストは読んでいると覚えた気になりますが、実は完全に理解できていないことが多く、すぐに忘れます。
過去問や問題集を解く
テキストを読み終わったら過去問や問題集を始めましょう。
テキストを読むより問題を解いたほうが脳に負荷がかかります。考えて解いて「間違った」問題は記憶に残りやすいです。
問題を解く際は考えすぎないでください。特に1回目はわからなかったらすぐに解説を読んでください。
過去問や問題集は1回目が一番つらいです。
2回目からは驚くほどラクに早く解けるようになります。実力も確実についています。
ますは何とか1回目を乗り切ってください。
≫参考：中小企業診断士は過去問だけで受かる？おすすめの勉強法を解説
テキストと問題集の交互学習
過去問や問題集を解いたら再びテキストに戻ります。
全国模試を受ける
全国模試は受けましょう。全国模試を受けるメリットは以下のとおりです。
- 現在の自分の実力がわかる
- 苦手分野がわかる
- 試験を疑似体験できる
- 予想問題を知れる
『中小企業経営・中小企業政策』だけ過去問は解きません。
中小企業経営の部分は毎年の中小企業白書から出題されるので、過去問は意味がありません。
中小企業政策は解いても良いです。
「スピード問題集」などの各出版社から出される問題集を解いてください。この科目は単純記憶の部分が多く、最後の1ヶ月が勝負です。
財務・会計は積み重ねが大事
2次試験の事例Ⅳの科目につながる重要な科目です。
会計の分野はいわゆる「簿記」です。簿記の知識ゼロですと、全く歯がたちません。
しかも計算問題が多く、一つのミスが命取り。
毎日の積み重ねが大切です。多くの人が「1日1問でも解かなきゃダメだ」と語っています。
簿記の知識ほぼゼロだった当時の私のおすすめは「簿記3級のテキストから始める」です。
簿記2級までの知識があれば、財務・会計科目はかなり解けます。
知識を深めるためにも簿記の受験をしてみるのもありかと思います。
目標は中小企業診断士試験の合格なので、深入りは禁物です。
効果的な学習の順序
一般的に効果的な学習の順序もお伝えします。
- 財務・会計
- 企業経営理論
- 運営管理
- 経営法務
- 中小企業経営・中小企業政策
2次試験の勉強法
2次試験は事例IからⅣまであり、多くの問題は「100文字以内で書け」という記述式問題です。
攻略方法は1次試験と基本的に変わらず過去問を何回も解きましょう。
正解が公表されないため受験指導校によって方針のばらつきが多いです。
2次試験の対策として、「ふぞろいシリーズ」という過去問と実際の受験生の再現答案を集めた問題集があります。
実際の受験生の合格答案と不合格答案から温度感がつかめます。
「ふぞろいシリーズ」はキーワード採点方式を採用していますので、過去問を自分で解いた時の自己採点の参考になります。
口述試験について
口述試験はオマケのようなもので、不合格者はほぼいないです。普通にしていれば心配ありません。
【中小企業診断士2年計画】モチベーション維持が大切
中小企業診断士は短期間で合格できるほど甘くはありません。
長期学習が必要です。最初はみんなやる気に満ちています。
しかし、半年過ぎるとやる気がだんだんと落ちてきます。気が付くと勉強しない日が増えています。
モチベーションが落ちた時は『中小企業診断士を目指した目的を再確認』してください。
さらに、中小企業診断士として活動している未来の自分を想像してみてください。
モチベーションアップに効果的です。
【中小企業診断士に2年計画で合格】将来性
近年急速にChatGPTやCopilotなどのAIが普及し、色々な仕事がなくなると噂されています。
しかし、中小企業診断士の仕事はAIの影響をほとんど受けません。
今後、事務的な作業は淘汰され、コンサル業務が主流になっていく時代になります。
やり方次第では高収入も期待できますし、定年後に中小企業診断士として活動することも可能です。
モチベーションを維持して学習し続ければ必ず合格を勝ち取れる試験です。
【まとめ】中小企業診断士に2年計画で合格
2年で中小企業診断士に合格することは可能です。
大まかな流れとしては、合格に必要な『優良教材』を揃え、ひたすた勉強することです。
正しい勉強法を学ぶためにクレアール出版の非常識合格法を読みましょう。
無料で優良本を入手できるので、読んでみてください。
中小企業診断士の学習には通信講座が最適。予備校に比べて安価なのに教材の質が高いからです。
≫参考：オススメの中小企業診断士通信講座5選【イチオシも紹介】
中小企業診断士に関する下記の記事も参考にしてください。
