🎯 結論(先に要点)
中小企業診断士の第1次試験(2026年度は8月1日・2日)の解答速報は、例年、試験当日の夜から各予備校が無料公開します。7科目・700点満点で、合格基準は「総点数420点(60%)以上」かつ「1科目でも40点(40%)未満がないこと」の2つを同時に満たすこと。自己採点で足切りと総得点をすぐ確認できます。合格発表は9月1日(火)。本記事で速報の入手先・自己採点の手順・点数別の見方まで解説します。
行政書士・社労士など複数の士業有資格者が、試験制度の公表情報と通信講座各社の公開情報を踏まえて本記事を執筆しています。
📋 この記事でわかること
- 2026年度 診断士1次の解答速報がいつ・どこで公開されるか
- 自己採点のやり方と7科目の配点表
- 合格基準2つ(総点数60%+各科目40%足切り)の正しい見方
- 点数別の合否の目安と、科目合格制度の活用法
- 試験後にやるべきことと、合格発表(9月1日)までの過ごし方
中小企業診断士の1次試験、2日間おつかれさまでした。
「解答速報はどこで見られる?」「420点は超えたけど、足切り科目はない?」——試験が終わった今、いちばん知りたいのはそこですよね。
結論から言うと、試験当日の夜には「自分が合格圏か・足切りはないか」まで自己採点で確認できます。
診断士1次はマークシート方式なので、各予備校の解答速報と照らせば、記述式のような採点のブレなく正確に得点が出せるからです。
この記事では、解答速報の入手先から自己採点の手順、点数別の見方、試験後にやるべきことまでを1本にまとめました。
診断士1次の解答速報はいつ・どこで見られる?【2026年度は8/1・8/2】
2026年度(令和8年度)の中小企業診断士 第1次試験は、8月1日(土)・8月2日(日)の2日間で実施されます。
解答速報は、例年試験当日の夜から各予備校が順次、無料で公開します。2日目終了後の夜〜翌日には7科目すべてが出そろうのが通例です。
主な公開元は次のとおりです。
| 公開元 | 例年の傾向 |
|---|---|
| TAC | データリサーチ(無料採点)で全国の得点分布・順位の目安がわかる |
| LEC | 科目別の解答・解説と成績診断を実施する年が多い |
| アガルート | 解答速報・解説動画を公開する年あり |
| スタディング | スピード解答速報を公開する年あり |
| クレアール | 解答解説を公開する年あり |
※上記は例年の傾向です。2026年度の実施有無・公開時刻は、試験直前に各社公式サイトの告知でご確認ください。
なお、公式(中小企業診断協会)の正解発表は後日で、当日には出ません。当日の自己採点は複数社の速報を突き合わせて使うのが確実です。
自己採点のやり方【7科目の配点表つき】
診断士1次はマークシート方式なので、問題冊子に自分の解答を書き写しておけば正確に自己採点できます。
1次試験は7科目・各100点満点、合計700点満点です。
| 日程 | 科目 | 配点 |
|---|---|---|
| 1日目 (8/1) |
経済学・経済政策 | 100点 |
| 財務・会計 | 100点 | |
| 企業経営理論 | 100点 | |
| 運営管理 | 100点 | |
| 2日目 (8/2) |
経営法務 | 100点 |
| 経営情報システム | 100点 | |
| 中小企業経営・中小企業政策 | 100点 |
手順は3ステップです。
①各科目を採点して科目ごとの得点を出す(40点未満の足切り科目がないかを確認)。
②7科目を合計して総得点を出す(420点以上かを確認)。
③次章の合格基準と照らして、自分の立ち位置を確定させる。
合格基準は2つ【1つでも欠けたら不合格】
中小企業診断士1次は絶対評価で、次の2つを同時に満たせば合格です。
| 基準 | 条件 |
|---|---|
| ①総点数 | 700点満点中420点以上(60%以上) |
| ②各科目 | 1科目でも40点(40%)未満がないこと |
特に注意したいのが②の足切りです。
総得点が420点を超えていても、1科目でも40点未満があるとその時点で不合格になります。得意科目の貯金だけでは通れない仕組みです。
※試験の難易度によっては、得点調整(一部科目への加点)が行われる場合があります。ボーダー前後の方は、公式の得点調整の有無も発表まで確認しておきましょう。
自己採点の点数別・合否の目安
自己採点の総得点と足切りの有無で、当日中に自分の立ち位置が分かります。
| 自己採点の結果 | 見方 |
|---|---|
| 420点以上+足切りなし | 合格圏。2次試験(10月)の準備に進む |
| 420点前後で速報が割れる問題あり | ボーダー。割れ問の両パターンで計算し、得点調整の発表も待つ |
| 420点未満、または足切り科目あり | 今年度は届かず。ただし60点以上の科目は科目合格で来年活かせる |
診断士1次には科目合格制度があり、60点以上を取った科目は翌年・翌々年の受験で免除申請できます。
つまり今年届かなくても、取れた科目は「翌年の前借り」として無駄になりません。
不合格だった場合の科目合格の活かし方と翌年戦略は、こちらで詳しく解説しています。
▶ 中小企業診断士1次試験に落ちた…自己採点後の立て直しと科目合格の活かし方
試験後にやるべきこと5つ
自己採点が終わったら、次の5つを済ませておきましょう。
- ①問題冊子と受験票を保管する(合格発表・成績開示で受験番号が必要)
- ②科目ごとの自己採点結果を記録する(科目合格の判断材料になる)
- ③合格発表日をカレンダーに入れる(2026年9月1日・診断協会連合会サイトで受験番号掲載)
- ④合格圏なら2次試験の対策を始める(1次通過から2次筆記まで約2か月半しかない)
- ⑤届かなかった場合は敗因を切り分ける(知識不足か、時間配分か、特定科目か)
合格していたら?2次試験に向けて動き出す
1次を突破したら、休む間もなく2次試験(筆記・10月)が待っています。
1次がマーク式の知識試験なのに対し、2次は事例企業の与件文を読んで記述する応用試験で、対策の質がまったく異なります。
1次の自己採点で合格圏が見えた方は、発表(9月1日)を待たずに2次対策を始めるのがセオリーです。2次は独学での対策が難しく、通信講座の事例演習・添削を使う人が多い領域です。
学習スタイルに迷ったら、無料の適性診断で「独学向きか・通信講座向きか」を確認しておくと、動き出しがスムーズです。
解答が割れやすい科目・当日の注意点
診断士1次の自己採点では、いくつか気をつけたい落とし穴があります。
まず、経営法務や中小企業経営・政策など、法改正・統計の年度更新が絡む科目は、速報段階で各社の解答が割れやすい傾向があります。割れた問題は「取れていればプラス」程度に考え、両パターンの合計を出しておきましょう。
また、難問・出題ミスなどで「没問(全員正解)」の扱いになる問題が出ることもあります。没問が出ると自己採点より実際の得点が上がるため、ボーダー前後の方は公式発表まで結論を急がないのが得策です。
そしてもっとも大事なのが、総得点だけを見て安心しないこと。420点を超えていても、40点未満の科目が1つあれば不合格です。自己採点はまず科目ごとに、次に合計、の順で確認しましょう。
診断士1次の解答速報に関するFAQ
Q1. 解答速報はどこが一番早くて正確?
例年、大手予備校の速報は2日目終了後の夜にほぼ出そろい、マーク式なので解答はどこもほぼ一致します。1社だけで確定させず、2〜3社を突き合わせるのが確実です。
Q2. 予備校によって解答が割れたら?
難問では速報段階で解答が割れることがあります。割れた問題は両パターンの点数を出しておき、公式の正解発表と得点調整を待つと、発表まで落ち着いて過ごせます。
Q3. 足切り(40点未満)が1科目だけあった場合は?
総得点が420点以上でも、40点未満の科目が1つでもあると不合格です。ただしその科目以外で60点以上を取っていれば科目合格になり、翌年に活かせます。
Q4. マークミスが不安。確認する方法は?
試験後に自分の答案を確認する方法はありません。自己採点はあくまで目安と考え、正式な結果は9月1日の発表と成績開示で確認しましょう。
Q5. 1次に合格したら口述・登録はどうなる?
1次合格後は2次試験(筆記)に進みます。その先の手続きは年度により制度変更がある場合があるため、必ず中小企業診断協会の公式発表で最新情報をご確認ください。
まとめ|当日中に「足切りと420点」を確定させよう
- 解答速報は例年、試験当日の夜から各予備校が無料公開
- 合格基準は「総点数420点以上」+「各科目40点以上」の2つ
- 足切りは1科目でもアウト。総得点だけで判断しない
- 届かなくても60点以上の科目は科目合格で翌年活かせる
- 合格圏なら発表を待たず2次対策へ。9月1日が合格発表
試験おつかれさまでした。
結果がどのゾーンでも、「次の一歩」を当日中に決められる人が、最短で診断士になっていきます。
2次対策や来年のリベンジを本気で考えるなら、まずは無料の書籍請求で「合格点を取りに行く」学習法を手に入れておきましょう。
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