社労士と司法書士に興味がある方!
『どっちの資格がオススメなの?』と迷っていませんか?
どちらも法律系の国家資格。両資格の仕事内容や収入を知り、自分に合う資格を選びましょう。
★この記事を書いた人
難関資格を10以上所持。社労士資格も所持。
現役の士業として活動中。司法書士の知人も多いです。
そこでこの記事では、社労士と司法書士のどっちがいいのか個人的な意見をお伝えします。
この記事を読むことで両資格の特徴が理解できるので、自分に合う資格を選択しやすくなります。
★お得情報
社労士と司法書士はどっち?【仕事内容の違い】
社労士と司法書士の仕事内容をみていきましょう。
社労士の仕事内容
社労士は労働や社会保険に関する専門家。
メイン業務は書類作成です。労働・社会保険に関する書類作成を行います。
例えば、企業が従業員を雇ったとします。従業員を雇うと健康保険や年金等の加入手続きが必要です。
さらに、労働問題に関する相談を受け、労働者や事業主に対して法的アドバイスや助言を行います。
≫参考:社会保険労務士(社労士)の仕事内容は?年収・将来性も解説
司法書士の仕事内容
司法書士は、不動産登記や遺言書作成、会社設立などの手続きをサポートする専門家です。
法律に関する知識に加え、正確な文書作成能力やクライアントとのコミュニケーション能力が求められます。
顧客の属性も違います。
社労士は企業からの依頼が多いです。一方で司法書士は一般消費者からの依頼が多い傾向にあります。
社労士と司法書士はどっちが稼げる?【年収比較】
社労士と司法書士の平均年収をみていきましょう。
社労士の平均年収
厚生労働省が実施した賃金構造基本統計調査によると社労士の平均年収はおよそ500万円。
司法書士の平均年収
「司法書士白書」によれば、司法書士の平均年収は400万円~600万円です。
しかし、社労士には勤務社労士という働き方があります。
≫参考:勤務社労士にできることは?仕事内容やメリット、おすすめ求人サイトも紹介
企業に勤める場合は若干、社労士の方が年収が高い傾向にあります。
一方、社労士も司法書士も独立開業できる資格。独立すると年収は個人の腕次第で変わります。
≫参考:社労士の独立は失敗しやすい?成功する人・失敗する人の特徴を解説
≫参考:司法書士は食いっぱぐれない?仕事の需要と将来性、資格の取得法を解説
社労士と司法書士はどっち【両資格の需要】
社労士と司法書士の需要を見ていきましょう。
社労士の需要
近年、労働問題や社会保障制度に関する相談は増えています。
背景は雇用形態の多様化や働き方改革の進展によるところが大きいです。
–+
≫参考:社労士の需要と将来性は?AI時代に仕事はなくなるのか。今後の対策も解説
司法書士の需要
司法書士は不動産取引や相続手続き、会社設立などの場面で活躍しています。
特に不動産ブームや相続問題の増加に伴い、需要が増している傾向にあります。
社労士と司法書士はどっち【両資格の将来性】
社労士や司法書士はAIにより、一部の業務は廃れる可能性はあります。
単純な書類作成は、AIによって代替されていくでしょう。
社労士や司法書士に限らず、他士業であってもAIの影響は避けられません。
しかし、法律の複雑さやクライアントのニーズに対応するため、コンサルティングは重要視されるでしょう。
社労士は3号業務としてコンサルティングの道が残されています。
司法書士も成年後見の業務はAIに代替されにくいので需要は安定してあるでしょう。
【まとめ】社労士と司法書士はどっち?【筆者の意見】
社労士と司法書士を比較してきました。『結局、どっちがいいの?』と迷う方もいるでしょう。
結論、興味ある資格を目指すのがいいと思います。
両資格とも独占業務を備えた国家資格。資格の価値はどちらも高いです。
加えて需要や将来性も両資格とも十分。平均年収も大差ありません。
しかし、仕事内容は全く異なります。顧客の属性も違います。
- 労働・社会保険の専門家になりたいのなら社労士
- 登記や相続関係の専門家になりたいのなら司法書士
社労士と司法書士はどっち【試験の難易度比較】
社労士試験と司法書士試験の難易度をみていきましょう。
項目 | 社労士 | 司法書士 |
---|---|---|
合格率 | 6~7% | 4〜5% |
合格に必要な勉強時間 | 1000時間程度 | 3000時間程度 |
平均受験回数 | 3〜4回程度 | 3〜5回程度 |
両資格の難易度を比較すると司法書士の方が難しいといえます。
しかし、社労士も難関試験です。どちらも本気で勉強する必要があります。
≫参考:社労士は誰でも受かるの?難易度や合格できる勉強法を解説
≫参考:司法書士試験は無理ゲー?難しい理由と合格できるの勉強法を伝授
効率学習により短期合格を目指すなら通信講座が最適
社労士や司法書士のどちらも難関試験。合格を目指すなら独学はオススメしません。
なぜなら、内容が難しいので挫折する可能性が高いからです。
筆者も当初は金銭的に余裕がなく独学で挑みましたが速攻で挫折しました。
一方で、予備校に通学する方法もありますが、費用が数十万と高額なのでオススメしません。
最適な勉強法は通信講座です。通信講座の特徴は次の通り。
- 場所や時間を選ばず学習可能
- 優良な教材とわかりやすい講義
通信講座は、自分のペースで学習を進めることができます。
教材の品質が高く、費用も手ごろです。
筆者自身、知識ゼロから通信講座を利用し、社労士に合格しました。
社労士以外にも数々の難関資格を通信講座で合格しているので優良な通信講座は熟知しています。
筆者オススメの通信講座を知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
★おすすめ社労士通信講座
★おすすめ司法書士通信講座
司法書士に興味がある方【オススメの書籍】
出典:クレアール公式サイト
司法書士に興味がある方。
クレアールから出版された『司法書士の仕事と働き方がイチからわかる本』という書籍をご一読ください。
この本では、現役の司法書士10人が、仕事の魅力や将来性について語っています。
司法書士の仕事内容に加えて、資格を生かした働き方や平均年収についても詳しく解説されています。
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司法書士に興味がある方は、ぜひ手に取ってみてください。
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司法書士と社会保険労務士のダブルライセンス
司法書士と社会保険労務士のダブルライセンスを目指す人もいます。
ダブルライセンスによって顧客へのワンストップサービスが可能になります。
例えば、
- 司法書士として会社設立の案件を受任。
- 設立後、社労士として顧問契約を結び、労働・社会保険関係の手続き。
さらに、助成金の申請代行サポートも行えます。
1人の顧客から司法書士、社労士として報酬を受け取れるのがメリットです。
【まとめ】社労士と司法書士はどっち?
社労士と司法書士について解説してきました。
社労士は労働・社会保険に関する専門家です。
主な業務は書類作成で、企業が従業員を雇う際の手続きや労働問題に関する相談、アドバイスを行います。
司法書士は不動産登記や遺言書作成、会社設立などの手続きをサポートする専門家です。
社労士と司法書士の平均年収に大きな差はありません。独立開業すれば個人の能力次第で年収は大きく変わります。
需要に関しては、社労士は労働問題や社会保障制度に関する相談が増えており、今後も需要が安定すると予想されます。
一方、司法書士は不動産や相続などの場面で需要が高まっています。
今後は両資格ともAIの影響を受けますが、AIが代替できない業務も存在するので生き残っていくことは可能でしょう。
社労士も司法書士も難関試験。合格を目指すなら通信講座がオススメです。
教材の品質も高く費用も手ごろ。初心者でも通信講座を利用することで合格できます。
★おすすめ社労士通信講座
★おすすめ司法書士通信講座
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司法書士に関する下記の記事も参考にしてください。