🎯 結論(先に要点)
令和8年度 中小企業診断士 第1次試験の合格発表は2026年9月1日(火)。日本中小企業診断士協会連合会のホームページに「試験合格者」と「科目合格者」の受験番号が掲載され、合格証書・科目合格通知書はオンライン(PDF)で交付されます(紙の郵送はありません)。第2次試験の申込は同じ9月1日から9月18日(金)までと短いので、発表当日に動く必要があります。
行政書士・社労士など複数の士業有資格者が、中小企業庁および日本中小企業診断士協会連合会の公表情報をもとに本記事を執筆しています。
📋 この記事でわかること
- 令和8年度 診断士1次試験の合格発表日と確認方法(受験番号の掲載先)
- 合格証書・科目合格通知書の受け取り方(オンライン交付)
- 令和7年度の結果(合格率23.7%)と過去5年の推移
- 合格していたら:第2次試験の申込期間(9/1〜9/18)と10/25の試験日
- 不合格だったら:科目合格の免除を使った翌年の組み立て方
8月1日・2日の1次試験から1ヶ月。
自己採点で合格圏にいる方も、ボーダー前後で落ち着かない方も、9月1日の発表当日に「どこを見て・何をするか」を先に決めておくと迷いません。
診断士1次は、発表から2次試験の申込締切までわずか17日という特殊なスケジュールです。
この記事では、中小企業庁と協会連合会の公表資料だけを根拠に、発表日の確認手順と、その後の動き方を整理しました。
診断士1次試験の合格発表は2026年9月1日(火)
中小企業庁が令和8年4月6日に公示した実施要領と、協会連合会の日程ページに基づく令和8年度のスケジュールは次のとおりです。
| 項目 | 第1次試験 | 第2次試験 |
|---|---|---|
| 試験日 | 2026年8月1日(土)・2日(日) | 2026年10月25日(日) |
| 合格発表日 | 2026年9月1日(火) | 2027年1月13日(水) |
| 申込受付期間 | 終了(4/23〜5/27) | 2026年9月1日(火)〜9月18日(金) |
| 受験手数料 | 17,200円 | 15,100円 |
令和8年度からは第2次試験の口述試験が廃止され、受験手数料も改定されています(1次14,500円→17,200円、2次17,800円→15,100円。総額32,300円は据え置き)。
2次試験は筆記のみとなり、その合格発表が2027年1月13日です。
合格発表の確認方法|連合会HPで受験番号を探す
中小企業庁の実施要領には、合格発表について次のように書かれています。
- 試験合格者:9月1日(火)に、協会連合会のホームページにおいて合格者の受験番号を掲載。合格者には第1次試験合格証書をオンラインにより交付
- 科目合格者:同日に、協会連合会のホームページにおいて科目合格者の受験番号を掲載。科目合格者には科目合格通知書をオンラインにより交付
確認の手順は3ステップです。
- 受験票(または申込時の控え)で自分の受験番号を確認しておく
- 9月1日に協会連合会の「中小企業診断士試験」ページを開き、「令和8年度 第1次試験の結果について(合格発表等)」を選ぶ
- 「試験合格者」と「科目合格者」の2つの一覧を、それぞれ確認する
ポイントは、「試験合格者」に番号がなくても「科目合格者」を必ず見ることです。
総点数が420点に届かなくても、60点以上を取った科目は科目合格として翌年・翌々年の免除に使えます。
発表の掲載時刻は公式には事前告知されていません。
発表日の朝から協会連合会のホームページを確認してください。
合格証書・科目合格通知書は紙では届かない
令和7年度の合格発表ページには「本年度から紙の合格証書や科目合格通知等は発送しません。PDFデータでの取得に変更しています」と明記されています。
令和8年度も、中小企業庁の実施要領で「オンラインにより交付」とされています。
郵便を待っていても届かないので、発表後は協会連合会の案内に従ってPDFをダウンロードし、必ず保存してください。
第1次試験合格証書は2次試験の申込で、科目合格通知書は翌年の免除申請で使う重要書類です。
令和7年度の結果と過去5年の合格率
協会連合会が公表した令和7年度(2025年度)第1次試験の統計資料は次のとおりです。
| 項目 | 令和7年度 |
|---|---|
| 申込者数 | 26,211人 |
| 受験者数(全科目受験) | 18,360人 |
| 試験合格者数 | 4,344人 |
| 試験合格率 | 23.7% |
| 科目合格者数(試験合格者を除く) | 13,146人 |
| 合格者の最年長/最年少 | 77歳/19歳 |
過去5年の推移は次のとおりです(受験者数は全科目受験者、合格率は試験合格者÷受験者)。
| 年度 | 受験者数 | 試験合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和3年度 | 16,057人 | 5,839人 | 36.4% |
| 令和4年度 | 17,345人 | 5,019人 | 28.9% |
| 令和5年度 | 18,755人 | 5,560人 | 29.6% |
| 令和6年度 | 18,209人 | 5,007人 | 27.5% |
| 令和7年度 | 18,360人 | 4,344人 | 23.7% |
令和7年度の合格率23.7%は直近5年で最も低く、合格者数も初めて4,000人台に下がりました。
一方で科目合格者は13,146人と過去最多で、「総点数は届かなかったが、科目は積み上がった」受験生が増えていることが数字に表れています。
科目別では「中小企業経営・中小企業政策」の科目合格者5,442人に対し「財務・会計」は1,437人と、科目間の差が大きい年でした。
年代別の合格者は30歳代(28.2%)と40歳代(28.5%)で半数以上、勤務先別では民間企業勤務が2,845人と大半です。
合格していたら|2次試験の申込は9月1日〜18日、試験は10月25日
1次に合格した方がまずやることは、第2次試験の受験申込です。
申込受付は合格発表と同じ9月1日(火)に始まり、9月18日(金)で締め切り。協会連合会のWeb申込システムから手続きし、受験手数料15,100円の支払いまで期限内に終える必要があります。
2次試験は10月25日(日)。発表から試験まで8週間しかありません。
令和8年度は口述試験が廃止されたため、2次は筆記(事例Ⅰ〜Ⅳ)だけで合否が決まります。
なお、令和7年度の1次合格者も令和8年度の2次を受験できます(1次合格の有効期間は翌年度まで)。
2次の全体像と事例別の対策は次の記事にまとめています。
不合格だったら|科目合格を「免除」に変えて翌年を組む
診断士1次には科目合格制度があります。
中小企業庁の実施要領にも「令和6年度若しくは令和7年度の第1次試験の一部の科目に合格した者に対して、その者の申請により当該試験科目を免除することができる」とあるとおり、科目合格は翌年・翌々年の2回使えます。
発表当日に「科目合格者」の一覧で自分の番号を確認し、科目合格通知書のPDFを保存しておきましょう。
翌年は免除科目を外し、残った科目に学習時間を集中できます。
ただし、免除を使うと「総点数60%」の分母も残り科目だけになるため、得点源の科目まで免除してしまうと逆に不利になるケースがあります。
免除の使い方と、落ちた直後の立て直し方は次の記事で解説しています。
診断士1次の合格発表に関するFAQ
Q1. 合格発表は何時に掲載されますか?
掲載時刻は公式には事前告知されていません。
発表日の朝から協会連合会のホームページを確認してください。
Q2. 合格証書は郵送されますか?
されません。
令和7年度から紙の発送は廃止され、合格証書・科目合格通知書はオンライン(PDF)で交付されます。
Q3. 試験合格者の一覧に番号がありません。科目合格は?
「試験合格者」と「科目合格者」は別の一覧です。
60点以上を取った科目があれば科目合格者の一覧に番号が載るので、必ず両方を確認してください。
Q4. 2次試験の申込はいつまでですか?
2026年9月1日(火)から9月18日(金)までです。
受験手数料15,100円の支払いまで期限内に完了する必要があります。
Q5. 令和8年度から何が変わりましたか?
第2次試験の口述試験が廃止され、受験手数料が1次17,200円・2次15,100円に改定されました。
総額32,300円は従来と同額です。
まとめ|9月1日は「試験合格者」と「科目合格者」を両方見て、その日に2次申込へ
令和8年度 診断士1次試験の合格発表は2026年9月1日(火)です。
協会連合会のホームページで受験番号を確認し、合格証書・科目合格通知書はPDFで保存してください。
合格していれば9月18日までに2次試験を申し込み、10月25日の筆記に向けて8週間を使い切る。
届かなかった場合は科目合格を免除に変え、翌年の科目を絞る。
どちらの道でも、発表当日に次の一手を決めた人が先に進みます。
2次の添削指導まで一気通貫で進めたい方には、受講料の全額返金保証が付いたアガルートも選択肢です。
出典:中小企業庁「令和8年度の中小企業診断士試験について」(令和8年4月6日)、一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度の試験日程について」「令和8年度中小企業診断士第1次試験について(試験案内の概要)」「令和8年度からの中小企業診断士試験における改正点について」「令和7年度中小企業診断士第1次試験の結果について(合格発表等)」「令和7年度 第1次試験に関する統計資料」「申込者数・合格率等の推移」。




