🎯 結論(先に要点)
中小企業診断士の難易度を、日本中小企業診断士協会連合会が公表した1次・2次の合格率と、合格者の年齢・勤務先データで分析。「無理」と言われる理由と乗り越え方を現役士業が解説。
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- 1次・2次の合格率(令和3〜8年度)
- 他資格との合格率比較
- 合格者の勤務先の公式データ
- 合格者の年齢・属性データ
- 1次・2次を続けて突破する人の特徴
「中小企業診断士って、どれくらい難しいの?」と気になっていませんか?本記事では、試験を実施する日本中小企業診断士協会連合会の統計資料をもとに、合格率と合格者の特徴を整理します。
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中小企業診断士の合格率|1次・2次の公式データ(令和3〜8年度)
中小企業診断士試験は、1次試験(7科目の択一)と2次試験(4事例の筆記。口述試験は令和8年度に廃止)の2段階です。それぞれの合格率を、試験を実施している協会の統計資料で見ます。
1次試験
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和8年度(2026) | 17,829人 | 4,099人 | 23.0% |
| 令和7年度(2025) | 18,360人 | 4,344人 | 23.7% |
| 令和6年度(2024) | 18,209人 | 5,007人 | 27.5% |
| 令和5年度(2023) | 18,755人 | 5,560人 | 29.6% |
| 令和4年度(2022) | 17,345人 | 5,019人 | 28.9% |
| 令和3年度(2021) | 16,057人 | 5,839人 | 36.4% |
2次試験
| 年度 | 筆記の受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和7年度(2025) | 7,044人 | 1,240人 | 17.6% |
| 令和6年度(2024) | 8,119人 | 1,516人 | 18.7% |
| 令和5年度(2023) | 8,241人 | 1,555人 | 18.9% |
| 令和4年度(2022) | 8,712人 | 1,625人 | 18.7% |
| 令和3年度(2021) | 8,757人 | 1,600人 | 18.3% |
1次試験の合格率は令和3年度の36.4%から下がり続け、令和8年度は23.0%でした。
2次試験は18%台で推移してきましたが、令和7年度は17.6%と、この5年で最も低くなっています。
※1次の受験者数は、欠席した科目がひとつもない人の数(令和5年度は那覇地区の再試験を含む)。2次の受験者数は筆記試験の受験者数。出典:一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会「申込者・合格者にかかる統計資料」(各年度の第1次・第2次試験の統計資料)。令和8年度の2次試験は、これから実施・発表されます。
2次試験は10月25日(日)に実施され、合格発表は令和9年1月13日(水)です。発表までの3か月弱を有効に使うために、当日の再現答案が役に立ちます。→中小企業診断士2次試験の解答速報2026|10月25日の再現答案・自己採点のやり方
科目合格・士業の資格がある人へ:クレアールの中小企業診断士講座には、1次試験の科目合格者(コースにより6,000〜18,000円引き)や、行政書士・社労士など士業の合格者(10,000〜30,000円引き)向けの割引があります。講座を申し込む前にクーポンを受け取る必要があります。
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🎬 動画で見る:中小企業診断士2次試験2026 解答速報の使い方と自己採点|公式の正解は出ない・240点と40点未満【図解】
合格率の読み方|「ストレート合格率」は公式の数字ではない
「ストレート合格率は4〜5%」という数字をよく見かけますが、これは1次と2次の合格率を掛け合わせた目安で、協会が公表している統計ではありません。
2次試験の受験者には、その年に1次に合格した人と、前の年に1次に合格した人がまざっています。1次に合格すると、その年度と翌年度の2次試験を受けられるためです。
そのため、2つの合格率を掛けても、実際に同じ年に1次・2次の両方に受かった人の割合にはなりません。公表されているのは、1次と2次それぞれの合格率です。
他資格との難易度比較

合格率は受験者の層が資格ごとに違うため、難しさをそのまま比べる物差しにはなりません。そのうえで、公式に発表された直近の数字を並べます。
| 資格(年度) | 合格率 | 発表元 |
|---|---|---|
| 中小企業診断士 1次(令和8年度) | 23.0% | 日本中小企業診断士協会連合会 |
| 中小企業診断士 2次(令和7年度) | 17.6% | 日本中小企業診断士協会連合会 |
| 社会保険労務士(第57回・令和7年度) | 5.5% | 厚生労働省 |
| 司法書士(令和7年度) | 5.21% | 法務省 |
| 行政書士(令和7年度) | 14.54% | 行政書士試験研究センター |
※学習時間の目安は各予備校が独自に示しているもので、公式の統計はありません。
合格者の勤務先|1次合格者の6割超が民間企業勤務
協会の統計資料には、1次試験合格者の勤務先の区分が載っています。令和8年度の上位は次のとおりです。
| 勤務先の区分 | 1次試験合格者数 | 合格者に占める割合 |
|---|---|---|
| 民間企業勤務 | 2,616人 | 63.8% |
| 政府系以外の金融機関勤務 | 316人 | 7.7% |
| 公務員 | 192人 | 4.7% |
| 経営コンサルタント事業所等勤務 | 102人 | 2.5% |
| 中小企業支援機関 | 102人 | 2.5% |
| 税理士・公認会計士等自営業 | 99人 | 2.4% |
| その他(無職を含む) | 291人 | 7.1% |
| 合計 | 4,099人 | 100% |
合格者の3人に2人近くが会社に勤めながら受験しています。
出典:一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会「申込者・合格者にかかる統計資料」(令和8年度第1次試験)。割合は当サイトが計算。表にない区分(その他の自営業、政府系金融機関、学生など)は省略しています。上記の資料をもとに当サイトが編集・加工して作成。
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合格者の年齢・属性データ

令和8年度の1次試験合格者の年齢構成です。
| 年齢 | 1次試験合格者数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 20歳未満 | 14人 | 0.3% |
| 20〜29歳 | 590人 | 14.4% |
| 30〜39歳 | 1,199人 | 29.3% |
| 40〜49歳 | 1,107人 | 27.0% |
| 50〜59歳 | 924人 | 22.5% |
| 60〜69歳 | 257人 | 6.3% |
| 70歳以上 | 8人 | 0.2% |
30代と40代で合格者の56.3%を占めます。合格者の最年少は18歳、最年長は76歳でした。女性の合格者は392人(9.6%)です。
出典:一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会「申込者・合格者にかかる統計資料」(令和8年度第1次試験)。女性の割合は当サイトが計算。上記の資料をもとに当サイトが編集・加工して作成。
「無理」と感じる5つの理由

①1次7科目の出題範囲が広い
②2次の事例分析が独特
③財務会計の計算問題
④3ヶ月で1次→2次の切り替え
⑤2次の合格率は令和7年度17.6%
①効率重視の通信講座(クレアール等)
②財務会計を最優先
③事例Ⅳの徹底反復
④2年計画で1次合格→2次に集中
1次・2次を続けて突破する人の特徴
予備校の指導や合格者の体験談でよく挙げられる特徴を整理します(公式の統計ではありません)。
①予備知識(経営学・財務)あり
②1日3時間以上の学習時間
③1次2次両対応の通信講座活用
④事例Ⅳを徹底対策
⑤本試験までの計画を厳守
📎 参考リンク(公的機関·業界団体)
- 中小企業庁 中小企業診断士制度
- 一般社団法人 日本中小企業診断士協会連合会
- J-Net21(中小機構)
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まとめ|1次23%・2次18%の2段階を計画的に越える
中小企業診断士試験は、合格率23.0%(令和8年度)の1次と、17.6%(令和7年度)の2次を続けて越える2段階の試験です。1次に合格すると翌年度まで2次を受けられるので、2年を見通した計画が立てられます。
財務会計を最優先で対策し、効率的な通信講座を選ぶことが王道です。
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よくある質問(FAQ)

Q. 予備知識ゼロからでも合格できますか?
A. 可能です。中小企業診断士試験には学歴・年齢などの受験資格の制限がなく、経営を学んだことがない人も受験しています。通信講座を使えば体系的に学べます。
Q. 社会人で本当に合格できますか?
A. 合格できます。令和8年度の1次試験合格者4,099人のうち、民間企業勤務が2,616人(63.8%)でした。働きながら目指す人が多数派の試験です。
Q. 独学と通信講座、どちらがおすすめ?
A. 予備知識豊富な専業受験生は独学も可能。社会人や初学者は通信講座が圧倒的に効率的です。
Q. おすすめの通信講座は?
A. 効率重視ならクレアール、本気組はアガルート、コスパ重視ならフォーサイト/スタディング。記事内の比較表で詳細確認を。
Q. 挫折しないコツは?
A. ①明確な目標期日設定
②家族の理解獲得
③小さな成功体験の積み重ね
④通信講座のスケジュール厳守
⑤合格者ブログでモチベ維持




