🎯 結論(先に要点)
令和8年度(2026年7月5日)の司法書士試験の択一式は、午前35問・午後35問の計70問でした。
択一式の基準点は午前84点・午後75点(各105点満点)です。
この記事では、法務省が公表した正解と、70問すべてのテーマを一覧にしています。
行政書士(社会保険労務士試験合格)。
正解と基準点は、法務省が公表した資料から転記しています。
📋 この記事でわかること
- 令和8年度の択一式70問のテーマと公式の正解
- 科目ごとの出題数
- 択一式の基準点(令和7年度との比較)
- 記述式の出題形式と、10月1日の発表
- 2027年に向けた過去問の使い方
令和8年度の司法書士試験(筆記)は、2026年7月5日に行われました。
法務省は、択一式の正解と基準点を8月12日に公表しています。
この記事では、公表資料をもとに70問の全体像を整理します。
【PR】当ブロックは広告(プロモーション)です
2027年の合格を目指すなら
司法書士「非常識合格法」の
書籍を無料で取り寄せる
クレアールの資料請求で、司法書士試験の学習法をまとめた書籍が届きます。
講座の中身と受講料も、あわせて確認できます。
資料請求は無料です
択一式の基準点(令和8年度)
| 区分 | 令和8年度 | 令和7年度 |
|---|---|---|
| 午前の部(105点満点) | 84点 | 78点 |
| 午後の部(105点満点) | 75点 | 72点 |
| 配点 | 1問3点 | 1問3点 |
令和8年度の基準点は、午前・午後とも前年より上がりました。
10月1日の筆記試験の合格発表で、記述式の基準点は140点中70.0点、筆記試験の合格点は350点中258.0点と公表されました。
発表の確認方法は、司法書士試験の合格発表2026で解説しています。
来年もう一度挑戦する人へ:クレアールの司法書士講座には、学習経験者が無料で受けられる「特待生試験」(20問・1時間のWeb試験)があります。正答数に応じて、受講料が5,000円引きから全額免除まで割り引かれます。講座を申し込む前に受ける必要があります。
▶ 割引額と申込の流れを見る
科目ごとの出題数
| 区分 | 科目 | 問題番号 | 問題数 |
|---|---|---|---|
| 午前 | 憲法 | 第1問〜第3問 | 3問 |
| 午前 | 民法 | 第4問〜第23問 | 20問 |
| 午前 | 刑法 | 第24問〜第26問 | 3問 |
| 午前 | 会社法・商法 | 第27問〜第35問 | 9問 |
| 午後 | 民事訴訟法 | 第1問〜第5問 | 5問 |
| 午後 | 民事保全法 | 第6問 | 1問 |
| 午後 | 民事執行法 | 第7問 | 1問 |
| 午後 | 司法書士法 | 第8問 | 1問 |
| 午後 | 供託法 | 第9問〜第11問 | 3問 |
| 午後 | 不動産登記法(登録免許税を含む) | 第12問〜第27問 | 16問 |
| 午後 | 商業登記法 | 第28問〜第35問 | 8問 |
| 午後(記述式) | 不動産登記・商業登記 | 第36問・第37問 | 2問 |
問題数が多いのは、民法20問と不動産登記法16問です。
この2科目だけで、択一式70問のうち36問を占めます。
午前の部 35問のテーマと正解
| 問題 | 科目 | テーマ | 正解 |
|---|---|---|---|
| 第1問 | 憲法 | 労働基本権 | 5 |
| 第2問 | 憲法 | 財産権 | 1 |
| 第3問 | 憲法 | 憲法改正 | 2 |
| 第4問 | 民法 | 後見、保佐及び補助 | 5 |
| 第5問 | 民法 | 意思表示(虚偽表示など) | 2 |
| 第6問 | 民法 | 売買代金債権の消滅時効 | 1 |
| 第7問 | 民法 | 物権変動 | 2 |
| 第8問 | 民法 | 占有 | 1 |
| 第9問 | 民法 | 相隣関係 | 2 |
| 第10問 | 民法 | 共有 | 2 |
| 第11問 | 民法 | 留置権 | 5 |
| 第12問 | 民法 | 質権 | 3 |
| 第13問 | 民法 | 物上代位 | 3 |
| 第14問 | 民法 | 根抵当権 | 3 |
| 第15問 | 民法 | 不動産の譲渡担保 | 5 |
| 第16問 | 民法 | 相殺 | 4 |
| 第17問 | 民法 | 同時履行の抗弁等 | 1 |
| 第18問 | 民法 | 売買 | 4 |
| 第19問 | 民法 | 委任 | 2 |
| 第20問 | 民法 | 養子縁組 | 1 |
| 第21問 | 民法 | 未成年後見 | 2 |
| 第22問 | 民法 | 相続人 | 4 |
| 第23問 | 民法 | 遺言 | 4 |
| 第24問 | 刑法 | 住居侵入罪等 | 4 |
| 第25問 | 刑法 | 文書偽造の罪 | 4 |
| 第26問 | 刑法 | 窃盗罪 | 2 |
| 第27問 | 会社法・商法 | 株式会社の募集設立 | 4 |
| 第28問 | 会社法・商法 | 株主名簿 | 1 |
| 第29問 | 会社法・商法 | 自己株式 | 1 |
| 第30問 | 会社法・商法 | 株式会社の役員の任期 | 5 |
| 第31問 | 会社法・商法 | 株式会社の役員の損害賠償責任 | 3 |
| 第32問 | 会社法・商法 | 持分会社 | 2 |
| 第33問 | 会社法・商法 | 新設合併 | 4 |
| 第34問 | 会社法・商法 | 会社の組織変更 | 4 |
| 第35問 | 会社法・商法 | 商人 | 3 |
午後の部 35問のテーマと正解
| 問題 | 科目 | テーマ | 正解 |
|---|---|---|---|
| 第1問 | 民事訴訟法 | 共同訴訟 | 3 |
| 第2問 | 民事訴訟法 | 訴訟要件 | 5 |
| 第3問 | 民事訴訟法 | 文書提出命令 | 1 |
| 第4問 | 民事訴訟法 | 既判力 | 4 |
| 第5問 | 民事訴訟法 | 控訴 | 1 |
| 第6問 | 民事保全法 | 民事保全 | 1 |
| 第7問 | 民事執行法 | 民事執行 | 2 |
| 第8問 | 司法書士法 | 司法書士・司法書士法人 | 2 |
| 第9問 | 供託法 | 弁済供託 | 4 |
| 第10問 | 供託法 | 執行供託 | 3 |
| 第11問 | 供託法 | 供託物等の払渡請求 | 2 |
| 第12問 | 不動産登記法 | 電子申請(不動産登記) | 2 |
| 第13問 | 不動産登記法 | 書面申請の印鑑証明書等の添付 | 3 |
| 第14問 | 不動産登記法 | 登記の申請人 | 3 |
| 第15問 | 不動産登記法 | 判決による登記 | 4 |
| 第16問 | 不動産登記法 | 所有権の登記 | 5 |
| 第17問 | 不動産登記法 | 区分建物・敷地の登記 | 4 |
| 第18問 | 不動産登記法 | 地上権・地役権の登記 | 3 |
| 第19問 | 不動産登記法 | 賃借権の登記 | 1 |
| 第20問 | 不動産登記法 | 所有権の登記(登記記録の事例) | 4 |
| 第21問 | 不動産登記法 | 先取特権の登記 | 5 |
| 第22問 | 不動産登記法 | 抵当権の登記 | 2 |
| 第23問 | 不動産登記法 | 根抵当権の登記 | 4 |
| 第24問 | 不動産登記法 | 信託の登記 | 2 |
| 第25問 | 不動産登記法 | 仮登記 | 2 |
| 第26問 | 不動産登記法 | 不動産登記における審査請求 | 5 |
| 第27問 | 不動産登記法 | 登録免許税 | 5 |
| 第28問 | 商業登記法 | 商業登記の印鑑証明書 | 1 |
| 第29問 | 商業登記法 | 株式会社の設立の登記 | 5 |
| 第30問 | 商業登記法 | 本店移転の登記 | 2 |
| 第31問 | 商業登記法 | 役員等の変更の登記 | 3 |
| 第32問 | 商業登記法 | 募集株式の発行による変更の登記 | 1 |
| 第33問 | 商業登記法 | 会社その他の法人の継続の登記 | 4 |
| 第34問 | 商業登記法 | 登記の嘱託(会社の訴え) | 2 |
| 第35問 | 商業登記法 | 特例有限会社の登記 | 5 |
テーマは、各問題の書き出しから要約したものです。
問題の全文は、法務省のホームページで公開されています。
アガルートを検討している人へ:司法書士試験の受験票か成績通知書があれば、アガルートの受験経験者割引で10%OFFになります(合否・受験年は問いません。ライト版も対象)。ほかの予備校で学んでいた人は他校乗換割引で20%OFFです。どちらも購入前の申請が必要です。
▶ 割引の条件と申請手順を見る
記述式(第36問・第37問)
午後の部の最後の2問は、記述式でした。
第36問は不動産登記、第37問は商業登記の申請に関する事例問題です。
記述式は140点満点で、令和7年度の基準点は70.0点でした。
令和8年度の記述式の基準点は140点中70.0点、筆記試験の合格点は350点中258.0点でした(10月1日公表)。
2027年に向けた過去問の使い方
| やること | ポイント |
|---|---|
| 基準点との差を知る | 自分の午前・午後の点数と、84点・75点との差を確認する |
| 科目ごとに正答数を数える | 民法20問・不動産登記法16問の正答率を先に見る |
| 記述式を再現する | 答案を思い出せるうちに、どこで点を落としたかを書き出す |
| 成績通知を待つ | 筆記の合格発表後に届く成績通知で、記述式の得点を確認する |
2027年の試験日程の見込みは、司法書士試験2027の日程にまとめています。
不合格から立て直す方法は、不合格からの逆転戦略も参考にしてください。
【PR】当ブロックは広告(プロモーション)です
合格特典つきの講座で2027年を狙う
アガルートの司法書士講座には、合格すると受講料の全額返金などを受けられる合格特典があります。
対象講座と条件は、公式サイトで確認してください。
得点分布で見る基準点の位置(法務省の員数表)
法務省は、基準点と同じ日に「得点順位別員数累計表」も公表しています。
何点に何人いたかが、3点刻みでわかる資料です。
自分の点数が全体のどのあたりかを、ここで確かめられます。

| 得点(以上) | 午前の部 累計 | 午前 比率 | 午後の部 累計 | 午後 比率 |
|---|---|---|---|---|
| 90点 | 2,524人 | 16.45% | 518人 | 3.46% |
| 87点 | 3,415人 | 22.26% | 895人 | 5.98% |
| 84点 | 4,225人 | 27.54% | 1,387人 | 9.27% |
| 81点 | 5,083人 | 33.13% | 1,963人 | 13.12% |
| 78点 | 5,863人 | 38.22% | 2,509人 | 16.77% |
| 75点 | 6,630人 | 43.21% | 3,088人 | 20.64% |
| 72点 | 7,289人 | 47.51% | 3,678人 | 24.59% |
| 受験者(母数) | 15,342人 | — | 14,960人 | — |
午前の基準点84点に届いたのは、午前の受験者の27.54%でした。
午後の基準点75点に届いたのは、午後の受験者の20.64%です。
午後は欠席者が382人いたため、母数が午前より少なくなっています。
午後の得点は30点台に山があり、午前より低い点に広く散らばっています。
同じ1問3点でも、午後の1問は順位を大きく動かします。
記述式と総合点の分布
10月1日には、記述式の得点別員数表と総合得点別員数表も公表されました。
記述式の表に載っている人数は合計2,502人、平均点は69.5点です。
記述式の基準点70.0点以上は、2,502人のうち1,295人(51.8%)でした。
総合得点の表では、合格点258.0点以上の累計が736人です。
| 資料 | 人数・点数 |
|---|---|
| 記述式 得点別員数表の合計 | 2,502人 |
| 記述式の平均点 | 69.5点(140点満点) |
| 記述式70点以上(基準点) | 1,295人(51.8%) |
| 総合得点258点以上(合格点) | 736人(累計) |
記述式の平均点は、基準点70.0点とほぼ同じ水準でした。
択一で基準点を超えても、記述で半分近くが基準点に届いていません。
基準点・合格点の推移(令和3〜8年度)
基準点は毎年、法務省が試験の結果を見て決めます。
直近6年の公表値を並べると、年ごとの動きがわかります。

| 年度 | 午前の基準点 | 午後の基準点 | 記述式の基準点 | 筆記の合格点 | 受験者数 | 最終合格者数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和3年度 | 81点 | 66点 | 34.0点/70点 | 208.5点/280点 | 11,925人 | 613人 |
| 令和4年度 | 81点 | 75点 | 35.0点/70点 | 216.5点/280点 | 12,727人 | 660人 |
| 令和5年度 | 78点 | 75点 | 30.5点/70点 | 211.0点/280点 | 13,372人 | 695人 |
| 令和6年度 | 78点 | 72点 | 83.0点/140点 | 267.0点/350点 | 13,960人 | 737人 |
| 令和7年度 | 78点 | 72点 | 70.0点/140点 | 255.0点/350点 | 14,418人 | 751人 |
| 令和8年度 | 84点 | 75点 | 70.0点/140点 | 258.0点/350点 | 14,960人 | 11月5日発表予定 |
午前・午後の基準点は105点満点で、受験者数は午前・午後とも受けた人の数です。
令和8年度の午前84点は、この6年で一番高い基準点です。
午後の基準点は、66点から75点の間で動いています。
令和6年度からは記述式が140点満点になり、筆記の満点も350点に変わりました。
そのため、令和5年度以前と令和6年度以降の合格点は、そのまま比べられません。
📌 2027年に向けた目安の立て方
基準点は年によって6点以上動きます。
過去の基準点ちょうどを目標にせず、午前・午後とも基準点より数問多く取る計画を立てましょう。
✅ 過去問を使うときのコツ
正解番号だけでなく、肢ごとに根拠条文を書き出してみましょう。
令和8年度の問題は、法務省のホームページで午前・午後とも公開されています。
よくある質問
Q1. 令和8年度の択一式の基準点は?
午前の部が84点、午後の部が75点です(各105点満点)。
Q2. 択一式は何問ありますか?
午前35問・午後35問の計70問です。
1問3点です。
Q3. 一番問題数が多い科目は?
民法の20問です。
次いで不動産登記法の16問です。
Q4. 記述式の基準点はいつ分かりますか?
筆記試験の合格発表日の10月1日に公表されます。令和8年度は140点中70.0点でした。
Q5. 問題の全文はどこで見られますか?
法務省のホームページで、午前の部・午後の部の問題が公開されています。
まとめ
✅ この記事のポイント
- 令和8年度の択一式は70問(午前35・午後35)
- 基準点は午前84点・午後75点で、前年より上昇
- 民法20問・不動産登記法16問で半分以上を占める
- 記述式は第36問(不動産登記)・第37問(商業登記)
- 記述式の基準点は70.0点・筆記試験の合格点は258.0点(10月1日公表)
過去問は、2027年の試験に向けた一番の教材です。
正解の一覧で自分の弱い科目を確認し、次の1年の計画に生かしましょう。
【PR】当ブロックは広告(プロモーション)です
2027年の合格を目指すなら
司法書士「非常識合格法」の
書籍を無料で取り寄せる
クレアールの資料請求で、司法書士試験の学習法をまとめた書籍が届きます。
講座の中身と受講料も、あわせて確認できます。
資料請求は無料です


