🎯 結論(先に要点)
令和8年度(2026年度)の土地家屋調査士試験(筆記)は2026年10月18日(日)。午前の部 9:30〜11:30、午後の部 13:00〜15:30です。
法務省が択一式の正解と基準点を出すのは11月20日(金)午後4時。それまでの約1か月は、各予備校の解答速報が自己採点の唯一の材料になります。
午後の部の択一式は20問・50点満点で、令和7年度の法務省の得点分布は2.5点刻みでした。令和6年度・7年度とも、午後の択一式の基準点は37.5点です。
記述式には公式の模範解答がありません。筆記試験の合格発表は2027年1月6日(水)午後4時、口述試験は1月21日(木)です。
「調査士試験の解答速報はいつ出る?」「択一は基準点に届いていそうか」——午後の部の2時間30分を終えた直後、いちばん気になるのはそこですよね。
土地家屋調査士試験は、法務省が択一式の正解を出すのが試験の約1か月後です。記述式にいたっては公式の模範解答が出ません。
だから試験当日にやるべきことは、各社の解答速報で択一式の点数を出し、記述式は自分の答案を思い出せるうちに書き残しておくことです。
この記事では、法務省の受験案内書と過去の公表資料をもとに、試験日程、各社の解答速報の出方(昨年の実績)、自己採点の手順、基準点の見方、11月20日の正解公表、1月6日の筆記合格発表までを1本にまとめました。
- 筆記試験:2026年10月18日(日) 午前の部 9:30〜11:30/午後の部 13:00〜15:30
- 筆記試験の実施地:東京・大阪・名古屋・広島・福岡・那覇・仙台・札幌・高松
- 各社の解答速報:10月18日(日)の午後〜夜に順次(昨年の実績。詳細は本文)
- 法務省の正解・基準点の掲載:2026年11月20日(金)午後4時(筆記試験問題・多肢択一式の正解・基準点)
- 筆記試験の結果発表:2027年1月6日(水)午後4時
- 口述試験:2027年1月21日(木)
- 最終合格者の発表:2027年2月15日(月)午後4時/官報掲載は3月5日(金)
📌 公表状況(2026年9月17日時点)
各社の令和8年度解答速報:未公開(試験は10月18日。各社の令和8年度の公開予定は未告知)
法務省の正解・基準点:未掲載(2026年11月20日午後4時に掲載予定)
筆記試験の結果:未発表(2027年1月6日午後4時)
土地家屋調査士試験の解答速報はいつ・どこで見られる?【2026年度は10月18日】
2026年度(令和8年度)の土地家屋調査士試験(筆記)は、10月18日(日)に実施されます。
各社の令和8年度の公開予定は、9月17日時点ではまだ告知されていません。参考として、昨年(令和7年度・2025年10月19日実施)の各社の出方を、各社の公式ページの記載から整理しました。
| 公開元 | 令和7年度(2025年)の実績(各社公式ページの記載) |
|---|---|
| アガルートアカデミー | 午前の部の解答速報は13:30から公開、午後の部の択一式は16:00から公開。17:30に午後の部択一の総評動画をLIVE配信、午後の部記述式(第21問・第22問)の模範解答は試験当日20時(会員登録のうえ無料で申込み)、21:00に記述の総評・座談会をLIVE配信 |
| LEC東京リーガルマインド | 午後の部択一のWeb解答速報(PDF)とポイント解説動画を当日18:00から、記述のPDFを当日21:00から公開(記述の解説動画は翌日18:00)。Myページの「ScoreOnline」で無料択一成績診断(第1弾の登録は当日16:00から) |
| 東京法経学院 | 「みらなび速報」として、午後の部の択一式20問の解答番号と記述式2問の解答例(PDF)を公開。10月21日に「解答のポイント等及び合格ラインの予想」を公開し、講師陣による択一式・記述式検討会(東京会場)も実施 |
※公開時刻・形式は年により変わります。令和8年度の告知は試験直前に各社公式サイトでご確認ください(アガルート/LEC/東京法経学院)。
各社の速報は、どれもその会社の講師の見解です。アガルートは「独自の見解に基づくもの」で正否を保証しないと、LECは「LECの分析による予想」と、それぞれ公式ページに明記しています。
なお、令和7年度の午後の部の択一式20問について、アガルートと東京法経学院が公開していた解答番号を、法務省が後日公表した正解と当サイトで照合したところ、20問すべて一致していました。それでも、年によっては各社で解答が割れる問題が出る可能性はあるので、2社以上を並べて確認するのが安全です。
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時間割と配点【午前の部2時間・午後の部2時間30分】
令和8年度の時間割(受験案内書)と、配点(令和7年度の試験問題の表紙の記載)は次のとおりです。
| 区分 | 時間 | 問題と配点 |
|---|---|---|
| 午前の部 | 9:30〜11:30(2時間) 着席 9:00・指定時刻 9:15 |
多肢択一式 第1問〜第10問(60点満点) 記述式 第11問(40点満点) |
| 午後の部 | 13:00〜15:30(2時間30分) 着席 12:30・指定時刻 12:45 |
多肢択一式 第1問〜第20問(50点満点) 記述式 第21問・第22問(50点満点) |
受験案内書では、指定時刻までに試験室に出頭していないと受験できないとされています。指定時刻は試験開始の15分前です。
測量士・測量士補・一級建築士・二級建築士となる資格を持つ人や、法務大臣の認定を受けた人は、申請により午前の部が免除されます。令和7年度に法務省が公表した得点別員数表では、午前の部の択一式を受験したのは195人、午後の部は4,824人でした。受験者の大半が午前の部を免除され、午後の部だけを受験していることになります。
自己採点のやり方【択一式は点数・記述式は「書き残し」】
択一式:各社の解答番号と照合して点数を出す
択一式は、解答番号さえ分かれば点数が出せます。
令和7年度に法務省が公表した得点別員数表では、午後の部の択一式(20問・50点満点)の得点は2.5点刻み、午前の部の択一式(10問・60点満点)は6点刻みで並んでいました。正解数に2.5点(午前は6点)を掛ければ、自分の得点の目安になります。
令和6年度・令和7年度の午後の部択一式の基準点は、どちらも37.5点(15問正解に相当)でした。基準点は年度ごとに法務省が決めるので、令和8年度も同じとは限りません。
照合するには、自分がマークした番号が分かっている必要があります。法務省の「よくあるお問合せ」では、シャープペンシルは問題検討のために問題用紙に限り使用が認められています。マークした番号を問題用紙にも控えておくと、試験後の照合がしやすくなります(当日の扱いは試験問題の注意事項と試験監督員の指示に従ってください)。
記述式:公式の模範解答は出ない=当日中に答案を書き残す
法務省は、記述式の模範解答を公表しません。令和7年度は、筆記試験の結果発表のときに記述式問題の「出題の趣旨」と得点別員数表が公表されています。
記述式の自己採点で使えるのは、各社の解答例と、自分が書いた答案の記憶だけです。
試験当日の夜、各社の解答例を見る前に、申請書の記載事項・計算の結果・図面の作図内容を思い出せる範囲で書き出してください。先に解答例を見ると、記憶が解答例に引っ張られます。思い出せない部分は空欄のまま残しておきます。
記述式の基準点は、令和7年度が午前の部 40点中32.0点、午後の部 50点中32.5点、令和6年度が午前の部 28.0点、午後の部 31.5点でした。択一式よりも年による上下が大きい点に注意してください。
合格基準の見方【基準点と合格点の2段階】
土地家屋調査士試験の筆記は、4つの基準点を全部超えたうえで、合計点が合格点に届くことが条件です。どれか1つでも基準点に届かないと、それだけで不合格になります。
| 項目(法務省公表) | 令和7年度 | 令和6年度 |
|---|---|---|
| 午前の部 択一式の基準点(60点満点) | 30.0点 | 30.0点 |
| 午前の部 記述式の基準点(40点満点) | 32.0点 | 28.0点 |
| 午後の部 択一式の基準点(50点満点) | 37.5点 | 37.5点 |
| 午後の部 記述式の基準点(50点満点) | 32.5点 | 31.5点 |
| 午前の部 合格点(100点満点) | 70.0点以上 | 70.0点以上 |
| 午後の部 合格点(100点満点) | 76.0点以上 | 78.0点以上 |
午前の部を免除された人は、午後の部の合格点(令和7年度は76.0点以上)だけが合否の線になります(午後の部の択一・記述それぞれの基準点も必要です)。
令和7年度の法務省の得点別員数表を見ると、午後の部の択一式で37.5点以上だった人は2,212人で、受験者4,824人の45.9%でした。択一式の基準点を超えた人の中から、記述式と合計点でさらに絞られる構造です。
だから、択一式が基準点を超えていても、それだけでは合否は読めません。自己採点で択一式が基準点を超えていたら、次に記述式の再現と各社の合格ライン予想を見て、合計点の位置を確かめます。
法務省の正解公表は11月20日|それまでの33日間が「速報の期間」
受験案内書によると、法務省は2026年11月20日(金)午後4時に、ホームページへ筆記試験問題と、多肢択一式問題の正解・基準点を掲載します。
試験日(10月18日)からこの日までは33日あります。この間、択一式の点数を確かめる手段は各社の解答速報しかありません。
11月20日の公表で、択一式の点数と基準点は確定します。記述式の基準点と合格点が公表されるのは、1月6日の筆記試験の結果発表のときです(令和7年度の例)。
令和7年度は、筆記試験の結果発表に合わせて合格点・記述式の基準点・記述式の出題の趣旨が公表され、希望者には成績通知を郵送すると案内されていました(法務省の「よくあるお問合せ」では、成績通知は筆記試験合格発表日の翌日に法務省から発送するとされています)。
受験者数と合格率【令和8年度の出願者は6,076人】
法務省の発表によると、令和8年度の出願者数は6,076人で、前年度から255人(4.4%)増えました。
| 年度 | R3 | R4 | R5 | R6 | R7 | R8 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 出願者数 | 4,733 | 5,400 | 5,417 | 5,509 | 5,821 | 6,076 |
最終結果は次のとおりです。合格率は、法務省が公表した受験者数と合格者数から当サイトで計算しました。
| 年度(筆記試験日) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率(計算値) |
|---|---|---|---|
| 令和7年度(2025年10月19日) | 4,824人 | 489人 | 約10.1% |
| 令和6年度(2024年10月20日) | 4,589人 | 505人 | 約11.0% |
令和7年度の合格者の平均年齢は39.20歳、最年少20歳・最高齢65歳でした(法務省発表・令和8年2月13日現在)。
筆記試験の合格発表(1月6日)と口述試験(1月21日)
筆記試験の結果は、2027年1月6日(水)午後4時に発表されます。
- 筆記試験を実施した法務局・地方法務局で、合格者と認定者の受験番号を掲示
- 法務省ホームページに、合格者と認定者の受験番号を掲載
- 合格者には、口述試験を実施する法務局から口述試験受験票が送られる
口述試験は2027年1月21日(木)です。筆記の発表から15日しかありません。筆記の自己採点で合格圏にいる人は、発表を待たずに口述の準備を始めておくと慌てずに済みます。
最終合格者は2027年2月15日(月)午後4時に発表され、3月5日(金)の官報に受験番号と氏名が掲載されます。
また、受験案内書によると、今回の筆記試験に合格した人は、申請により次回(令和9年度)の筆記試験が免除されます。
自己採点の結果別|次の一手
合格圏の人:口述試験の準備を先に始める
択一式が基準点を十分に超え、記述式の再現でも大きな崩れがない人は、1月21日の口述試験に向けて準備を始めましょう。筆記の発表から口述までは15日です。
東京法経学院の講座一覧ページには、令和7年度の筆記試験合格者を対象とした「口述模試/口述試験受験対策資料」が【無料】として掲載されていました。令和8年度の実施は、発表の前後に公式サイトで確認してください。
ボーダー前後の人:記述式の再現と各社の合格ライン予想を見比べる
択一式が基準点の前後にいる人は、11月20日の法務省の正解公表まで、択一式の点数は確定しません。
この期間にできるのは、記述式の再現答案を各社の解答例と照らし、どこで失点したかを具体的に書き出しておくことです。結果がどちらでも、この作業はそのまま次の対策の材料になります。
LECの無料択一成績診断のように、全国の受験生の解答を集計して得点分布を出すサービスもあります(令和7年度の実績)。自分の位置を知る材料として使えます。
届かなかった人:来年10月までの計画を早めに立てる
土地家屋調査士試験は年1回です。次の筆記試験までは約1年あります。
記述式は、申請書の記載と計算・作図を試験時間内に仕上げる問題です。自分の失点が「知識」によるものか「計算・作図の時間」によるものかを再現答案から切り分けてから教材を選ぶと、対策の的が絞れます。
法務省が公開している令和3〜7年度の問題PDFと正解は、土地家屋調査士の過去問を無料ダウンロードに年度別の直リンクと基準点の一覧をまとめています。
【PR】土地家屋調査士の講座・答練・書籍をそろえる「東京法経学院」
東京法経学院は、土地家屋調査士の通信講座・通学講座、答練・模試、六法・参考書・過去問集、書式用教材を自社で案内しています。2027年試験を対象にした講座(初学者向けの通信講座「新・最短合格講座2027」、通学の「本科2027」など)も公式サイトに掲載されています。講座資料の請求は無料です。
令和7年度は同学院が「みらなび速報」として午後の部の解答速報を公開していました。速報で自分の答案を振り返ったあと、来年に向けた教材・講座をそのまま確認できます。
午前の部を受けた人へ:来年は測量士補で「午前免除」にする道
測量士補となる資格がある人は、申請により調査士試験の午前の部(土地及び家屋の調査及び測量)が免除されます(土地家屋調査士法第6条第5項第1号)。
測量士補試験は年1回・5月で、2026年は5月17日に行われ、合格率は44.4%でした(国土地理院)。2027年は5月16日(日)の見込み、願書は1月です。
日程・合格率・合格基準は測量士補試験2027の日程と合格率にまとめています。
司法書士とのダブルライセンスを考えている人へ
土地家屋調査士は表示に関する登記、司法書士は権利に関する登記を扱います。不動産登記の前後を分担する資格なので、両方を目指す人も少なくありません。
2つの資格の仕事内容・難易度・年収の違いは、土地家屋調査士と司法書士はどっちがいい?士業がおすすめを解説!で詳しく比べています。
これから初めて調査士の学習を始める人や、学習方法を切り替えたい人は、オンライン講座も選択肢です。
【PR】アガルートアカデミーの土地家屋調査士講座
アガルートアカデミーは土地家屋調査士・測量士補の講座を開講しており、令和7年度は試験当日に解答速報と総評動画を公開していました。公式サイトでは、資料請求をした人に無料体験講座(講義動画・フルカラーテキストなど)を案内しています。
土地家屋調査士試験の解答速報・自己採点に関するFAQ
Q. 解答速報はいつ出ますか?
令和8年度の各社の予定は、9月17日時点では未告知です。令和7年度は、アガルートが午後の部の択一式を当日16:00から、LECが当日18:00から公開し、記述式の解答例はアガルートが当日20時、LECが当日21:00から公開していました。
Q. 法務省の正解はいつ公表されますか?
2026年11月20日(金)午後4時に、法務省ホームページに筆記試験問題と多肢択一式問題の正解・基準点が掲載されます。記述式の模範解答は公表されません。
Q. 午後の部の択一式は何問正解すれば基準点ですか?
令和6年度・令和7年度の基準点は50点満点中37.5点で、2.5点刻みの得点分布から見ると15問正解に相当します。基準点は年度ごとに決まるため、令和8年度の値は11月20日の公表で確認してください。
Q. 筆記試験の合格発表はいつですか?
2027年1月6日(水)午後4時です。法務局・地方法務局での掲示と、法務省ホームページへの受験番号の掲載で発表されます。口述試験は1月21日(木)です。
Q. 筆記試験に合格したら翌年は免除されますか?
受験案内書によると、今回の筆記試験に合格した人は、申請により次回(令和9年度)の筆記試験が免除されます。
まとめ|当日中に「点数」と「書き残し」、確定は11月20日と1月6日
- 筆記試験は2026年10月18日(日)。午後の部は13:00〜15:30
- 択一式は各社の解答速報で点数を出す。午後の部の択一式基準点は令和6・7年度とも37.5点
- 記述式は公式の模範解答が出ない。解答例を見る前に自分の答案を書き残す
- 法務省の正解・基準点は11月20日(金)午後4時、筆記の結果は2027年1月6日(水)午後4時
- 口述試験は1月21日(木)。筆記の発表から15日しかない
出典:法務省「令和8年度土地家屋調査士試験受験案内書」(§1〜§5)、「令和8年度土地家屋調査士試験の出願状況について」、「令和7年度土地家屋調査士試験の最終結果について」(令和8年2月13日)、「令和6年度土地家屋調査士試験の最終結果について」、「令和7年度土地家屋調査士試験筆記試験(多肢択一式問題)の基準点等について」「同 正解」「同 得点別員数表」、「令和7年度土地家屋調査士試験筆記試験の合格点等について」、令和7年度土地家屋調査士試験問題(午前の部・午後の部)、土地家屋調査士試験「よくあるお問合せ」。各社の令和7年度の実績は、アガルートアカデミー・LEC東京リーガルマインド・東京法経学院の各公式ページの記載(2026年9月17日閲覧)。


