🎯 結論(先に要点)
司法書士試験の難易度を、法務省が公表した合格率・基準点・得点分布・合格者の年齢データで分析。「やめとけ」「無理ゲー」と言われる理由と乗り越え方を現役士業が解説。
2018年開業の現役行政書士(社会保険労務士試験にも合格・社労士は未登録)が執筆しています。資格スクール各社の公式サイトの公開情報を確認して作成しました。
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- 令和3〜7年度の合格率と令和8年度の得点分布
- 他資格との合格率比較(社労士・行政書士)
- 基準点の推移と配点変更(令和6年度〜)
- 合格者の年齢・男女別データ
- 「無理ゲー」と言われる理由と乗り越え方
「司法書士の合格率は5%って、本当に合格できるの?」と不安に思っていませんか?数字だけ見ると確かに難関ですが、合格率の意味を正しく理解すると見え方が変わります。
本記事では、合格率データの真実と合格者の特徴を徹底分析します。
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司法書士の合格率|令和3〜7年度の法務省データ
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 筆記試験の合格点 |
|---|---|---|---|---|
| 令和7年度(2025) | 14,418人 | 751人 | 5.21% | 350点中255.0点 |
| 令和6年度(2024) | 13,960人 | 737人 | 5.28% | 350点中267.0点 |
| 令和5年度(2023) | 13,372人 | 695人 | 5.20% | 280点中211.0点 |
| 令和4年度(2022) | 12,727人 | 660人 | 5.19% | 280点中216.5点 |
| 令和3年度(2021) | 11,925人 | 613人 | 5.14% | 280点中208.5点 |
合格率は5年続けて5.1〜5.3%です。
受験者数は5年で11,925人から14,418人に増え、令和8年度は14,960人が受験しました。合格者数も613人から751人に増えていますが、合格率はほとんど動いていません。
※受験者数は午前の部と午後の部の双方を受験した人の数。合格率は合格者数÷受験者数で当サイトが計算。出典:法務省「司法書士試験」の各年度「最終結果について」、令和8年度は「筆記試験(多肢択一式問題)の基準点等について」。
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合格率5%の中身|3つの基準点で足切りされる試験
司法書士試験は、合計点が合格点に届くだけでは受かりません。
午前の択一、午後の択一、記述式の3つにそれぞれ基準点があり、1つでも届かなければ、それだけで不合格になります(法務省の最終結果資料に明記)。
令和8年度(2026年7月の筆記試験)の得点分布を見ると、足切りの厳しさがわかります。
| 区分 | 基準点 | 基準点以上の人数 | 受験者に占める割合 |
|---|---|---|---|
| 午前の部(択一) | 105点中84点 | 4,225人 | 27.54% |
| 午後の部(択一) | 105点中75点 | 3,088人 | 20.64% |
受験者14,960人のうち、午前の基準点を越えたのは約4人に1人、午後の択一は約5人に1人です。
この2つを越えたうえで、記述式の基準点と合計の合格点も越えた人だけが筆記試験に合格します。
出典:法務省「令和8年度司法書士試験筆記試験(多肢択一式問題)の基準点等について」「得点順位別員数累計表」。午前と午後の両方を越えた人数は公表されていません。上記の資料をもとに当サイトが編集・加工して作成。
令和8年度の筆記試験の結果発表と、その後の口述試験までの流れは、司法書士試験の合格発表2026の記事にまとめています。
他資格との難易度比較

合格率は受験者の層が資格ごとに違うため、難しさをそのまま比べる物差しにはなりません。
それでも、公式に発表された直近の数字を並べると、司法書士の位置づけは見えてきます。
| 資格(年度) | 合格率 | 発表元 |
|---|---|---|
| 司法書士(令和7年度) | 5.21% | 法務省 |
| 社会保険労務士(第57回・令和7年度) | 5.5% | 厚生労働省 |
| 行政書士(令和7年度) | 14.54% | 行政書士試験研究センター |
※学習時間の目安は各予備校が独自に示しているもので、公式の統計はありません。
基準点の推移|令和6年度から配点が変わった
令和6年度から筆記試験の配点が変わり、満点は280点から350点に、記述式は70点から140点になりました。記述式の比重が大きくなっています。
| 年度 | 午前の択一 | 午後の択一 | 記述式 | 筆記の合格点 |
|---|---|---|---|---|
| 令和8年度 | 105点中84点 | 105点中75点 | 筆記の結果発表で公表 | 筆記の結果発表で公表 |
| 令和7年度 | 105点中78点 | 105点中72点 | 140点中70.0点 | 350点中255.0点 |
| 令和6年度 | 105点中78点 | 105点中72点 | 140点中83.0点 | 350点中267.0点 |
| 令和5年度 | 105点中78点 | 105点中75点 | 70点中30.5点 | 280点中211.0点 |
| 令和4年度 | 105点中81点 | 105点中75点 | 70点中35.0点 | 280点中216.5点 |
| 令和3年度 | 105点中81点 | 105点中66点 | 70点中34.0点 | 280点中208.5点 |
令和8年度の午前の基準点84点は、令和3〜7年度の78〜81点より高くなっています。
出典:法務省 各年度「司法書士試験の最終結果について」、令和8年度「筆記試験(多肢択一式問題)の基準点等について」。上記の資料をもとに当サイトが編集・加工して作成。
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合格者の年齢・属性データ

法務省が公表している合格者の属性は、年齢と男女別の人数です。社会人・専業といった職業別の内訳や学歴は公表されていません。
| 年度 | 平均年齢 | 最年少 | 最年長 | 女性の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 42.05歳 | 17歳 | 74歳 | 29.7% |
| 令和6年度 | 41.50歳 | 20歳 | 73歳 | 32.8% |
| 令和5年度 | 41.14歳 | 19歳 | 82歳 | 29.9% |
| 令和4年度 | 40.65歳 | 20歳 | 71歳 | 27.6% |
| 令和3年度 | 41.79歳 | 21歳 | 77歳 | 29.7% |
合格者の平均年齢は5年続けて40歳を超えています。令和7年度は17歳から74歳までが合格しました。
出典:法務省 各年度「司法書士試験の最終結果について」。上記の資料をもとに当サイトが編集・加工して作成。
「無理ゲー」と言われる理由

①11科目の出題範囲が広大
②記述式の答案作成が独特
③択一・記述両方の基準点突破が必須
④法改正対応が継続的に必要
⑤合格率は5年続けて5%前後
①効率重視の通信講座(クレアール等)活用
②記述式は毎日継続
③過去問徹底反復
④モチベーション維持の仕組み化
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合格者の共通点

合格者の体験談や予備校の指導でよく挙げられる共通点を整理します。
①明確な目標期日設定
②教材を絞り込み浮気しない
③過去問5周以上
④記述式を毎日継続
⑤通信講座のスケジュール厳守
📎 参考リンク(公的機関·業界団体)
- 法務省 司法書士試験
- 日本司法書士会連合会
- e-Gov法令検索(不動産登記法・商業登記法)
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まとめ|難関だが本気の対策で合格は十…

司法書士の合格率は5%前後で、3つの基準点すべてを越える必要がある難関ですが、毎年600〜700人台が合格しています。
効率的な通信講座を選び、択一と記述の両方で基準点を越える学習を続けることが王道です。
「無理ゲー」と諦めず、戦略的に挑むことが合格への最短ルートです。
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司法書士試験のよくある質問(FAQ)

Q. 予備知識ゼロからでも合格できますか?
A. 可能です。司法書士試験には学歴・年齢などの受験資格の制限がなく、法律を学んだことがない人も受験しています。通信講座を使えば体系的に学べます。
Q. 社会人で本当に合格できますか?
A. 合格者の職業別の内訳は公表されていませんが、合格者の平均年齢は40歳代前半(令和7年度42.05歳)で、幅広い年齢の人が合格しています。働きながら目指すなら、スケジュールを組みやすい通信講座が選択肢になります。
Q. 独学と通信講座、どちらがおすすめ?
A. 予備知識豊富な専業受験生は独学も可能。社会人や初学者には、講師の講義を聞いて基礎から進められる通信講座が向いていると、運営者は考えています。
Q. おすすめの通信講座は?
A. 効率重視ならクレアール、本気組はアガルート、コスパ重視ならフォーサイト/スタディング。記事内の比較表で詳細確認を。
Q. 挫折しないコツは?
A. ①明確な目標期日設定
②家族の理解獲得
③小さな成功体験の積み重ね
④通信講座のスケジュール厳守
⑤合格者ブログでモチベ維持




