🎯 結論(先に要点)
クレアールの公認会計士講座には、短答式の受験経験者(日商簿記1級修了レベル)向けの上級コースが4つあります。
受講料は一般価格と、月ごとの割引価格の2本立てです。2026年10月は、一般価格より37〜47%低い割引価格が示されていました。
「上級2年トータルセーフティコース」は、合格の時期に応じてお祝い金と未受講分の返金があり、最短で合格すると合計20万円が戻る仕組みです。
📋 この記事でわかること
- 短答式の受験経験者向け4コースの違いと選び方
- 各コースの一般価格と、2026年10月の割引価格
- セーフティコースのお祝い金・未受講分返金の金額
- 合格の時期別の実質負担額(当サイト試算)
- 経理経験者・理系出身者などが使える応援キャンペーン
公認会計士の短答式を一度受けた人は、次の一手で迷いやすい時期を迎えます。
同じ予備校で続けるか、学び方を変えるかを決めるには、費用の比較が欠かせません。
この記事では、クレアールの公式ページに載っている数字だけで、上級コースの費用と制度を整理しました。
金額は2026年10月5日に確認したものです。割引価格は月ごとに変わるため、申し込む前に必ず公式ページで確かめてください。
短答式の受験経験者向け4コースの選び方
クレアールの上級者対象コースは、「次にどの試験を受けるか」で選び分ける作りです。

| コース | 最初の目標 | 受験チャンス |
|---|---|---|
| 上級ストレートコースW受験型【Aクラス】 | 2026年12月の短答式 | 短答式最大2回(12月・5月)→2027年8月論文式 |
| 上級春短答・論文ストレートコース | 2027年5月の短答式 | 5月短答式→2027年8月論文式 |
| 上級2年トータルセーフティコース | 2026年12月の短答式 | 短答式最大4回・論文式最大2回(2028年8月まで) |
| 上級2年論文トータルセーフティコース | 2027年8月の論文式 | 論文式最大2回(短答式の合格者・免除者向け) |
12月の短答式に間に合わせたい人
W受験型【Aクラス】は、まず2026年12月の短答式に絞って学習します。
12月までは、1週間に3時間の講義・答練を5〜6回受ける日程です。
12月で届かなかった場合も、論文式の対策と並行して5月の短答式の対策を受けられます。
5月の短答式からじっくり進めたい人
春短答・論文ストレートコースは、2027年5月の短答式を第一目標にします。
1週間の受講は4〜6回で、W受験型より短答式までの日程がゆるやかです。
2年かけて確実に合格したい人
上級2年トータルセーフティコースは、2028年8月の論文式まで受講できます。
短答式は最大4回、論文式は最大2回の受験チャンスがあるコースです。
短答式はもう合格している人
短答式の合格者・免除者は、論文式だけを対象にしたコースを選べます。
短答式に合格すると、その後2年間は短答式が免除されるためです(公認会計士・監査審査会の令和9年試験実施日程による)。
受講料の比較|一般価格と2026年10月の割引価格
受講料は、入学金・教材費・消費税・送料込みの金額です。
どのコースも「一般価格」と「その月の割引価格」が並んで表示されています。
| コース(Web通信) | 一般価格 | 2026年10月の割引価格 |
|---|---|---|
| 上級ストレートコースW受験型【Aクラス】一般スタンダード | 400,000円 | 212,000円 |
| 上級春短答・論文ストレートコース 一般スタンダード | 395,000円 | 209,350円 |
| 上級2年トータルセーフティコース | 470,000円 | 296,100円 |
| 上級2年論文トータルセーフティコース | 320,000円 | 201,600円 |
割引価格は、一般価格に比べてW受験型で47%、セーフティコースで37%低い水準です(当サイトの計算)。
紙の講義答練資料は別料金で、コースにより35,000〜50,000円です。
Web通信だけの場合、答案練習はPDFをダウンロードして印刷する形になります。
出典:クレアール公認会計士講座 各コースページ(2026年10月5日確認)。
税理士や会計大学院修了者は、さらに安いコース区分がある
ストレート系の2コースには、免除科目に合わせた区分があります。
| W受験型【Aクラス】の区分 | 一般価格 | 2026年10月の割引価格 |
|---|---|---|
| 一般スタンダード | 400,000円 | 212,000円 |
| 税理士簿財合格者対象 | 380,000円 | 201,400円 |
| 会計大学院修了者対象 | 370,000円 | 196,100円 |
| 税理士対象 | 330,000円 | 174,900円 |
春短答・論文ストレートコースにも、同じ4つの区分があります。
自分がどの区分に当てはまるかは、申込前にクレアールへ確認すると確実です。
セーフティコースのお祝い金と未受講分の返金
セーフティコースの特徴は、早く合格するほど受講料の一部が戻る点です。
戻るお金は「合格お祝い金」と「未受講分の受講料返金」の2種類です。

上級2年トータルセーフティコースの場合
| 合格した試験 | 合格お祝い金 | 未受講分の返金 |
|---|---|---|
| 2026年12月の短答式 | 2万円 | 5万円(2027年5月〜2028年5月の短答対策分) |
| 2027年5月の短答式 | 1万円 | 4万円(2027年12月・2028年5月の短答対策分) |
| 2027年8月の論文式(一発合格) | 8万円 | 5万円(2028年の論文対策分) |
| 2028年8月の論文式(一発合格) | 5万円 | ― |
12月の短答式と2027年8月の論文式に続けて合格すると、お祝い金10万円と返金10万円で計20万円です。
クレアールは、10月に申し込んだ場合の実質負担を96,100円と示しています。
これは296,100円から20万円を引いた金額で、合格の時期が遅れると戻る額は小さくなります。
上級2年論文トータルセーフティコースの場合
- 合格お祝い金:2027年8月の論文式に一発合格で8万円、2028年8月の論文式に一発合格で5万円
- 未受講分の返金:2027年8月の論文式に合格で8万円(2028年の論文対策分)
お祝い金の申請には、合格証書のコピーが必要です。
このコースのページでは、合格体験記などの執筆に協力した場合に進呈すると書かれています。
受け取りの条件は、申し込む前にコースページと案内で確かめておきましょう。
出典:クレアール「2027・2028年合格目標 上級2年トータルセーフティコース」「上級2年論文トータルセーフティコース」(2026年10月5日確認)。
合格の時期別|実質の負担額シミュレーション
セーフティコースで戻る金額は、どの試験にいつ合格するかで変わります。
公式ページの金額をもとに、代表的なケースを計算しました(2026年10月の割引価格で申し込んだ場合・当サイトの計算)。
上級2年トータルセーフティコース(受講料296,100円)
| ケース | 戻る金額 | 実質の負担 |
|---|---|---|
| 2026年12月短答合格 → 2027年8月論文一発合格 | 20万円(お祝い金10万円+返金10万円) | 96,100円 |
| 2027年5月短答合格 → 2027年8月論文一発合格 | 18万円(お祝い金9万円+返金9万円) | 116,100円 |
| 2026年12月短答合格の時点 | 7万円(お祝い金2万円+返金5万円) | 226,100円 |
| 2027年5月短答合格の時点 | 5万円(お祝い金1万円+返金4万円) | 246,100円 |
上級2年論文トータルセーフティコース(受講料201,600円)
| ケース | 戻る金額 | 実質の負担 |
|---|---|---|
| 2027年8月論文一発合格 | 16万円(お祝い金8万円+返金8万円) | 41,600円 |
| 2028年8月論文一発合格 | 5万円(お祝い金のみ) | 151,600円 |
早い時期に合格するほど、未受講分の返金とお祝い金の両方が大きくなります。
反対に、2028年まで受講を続ける場合は、戻る金額が小さくなる点も知っておきましょう。
講義答練資料(紙)を追加した場合は、その分の費用が上乗せされます。
お祝い金には申請の条件があるため、実際に受け取れる額は申込時の案内で確かめてください。
経歴で使える応援キャンペーン
クレアールの公認会計士講座は、経歴や資格に応じた応援キャンペーンを期間を区切って実施しています。
2026年10月に公式ページで確認できたのは、次の6種類です。
| キャンペーン | 対象 |
|---|---|
| 経理担当者・会計事務所・税理士事務所勤務者応援 | 経理部門の担当者(経験者を含む)、会計事務所・税理士事務所の勤務者。IFRSやIPOのプロジェクト担当者も含む |
| 金融機関従事者応援 | 銀行・証券・損害保険・ローン・クレジットカード・リースなど金融関連の勤務者 |
| 公的機関従事者応援 | 公的機関に勤める人全般 |
| 理系出身者応援 | 高校・大学・短大・専門学校などの理系学部の出身者・在学中の人 |
| IT技術者応援 | IT技術者の経験がある人、IT関連の資格を持つ人 |
| TOEIC/TOEFL高得点者応援 | TOEIC600点以上、またはTOEFL500点以上の人 |
いずれも、専用のアンケートに答えると、一般価格から最大30%引きになる「合格応援ID」が届く仕組みです。
公的機関従事者向けは、応募内容に合わせたおすすめのコースと、30%以上の割引受講料が返信で案内されます。
月ごとの割引価格と併用できるかどうかは、公式ページに書かれていませんでした。
どちらが安くなるかは、応募後の案内で比べるのが確実です。
キャンペーンの実施期間は月ごとに変わるため、利用する前に公式ページで最新の状況を確認してください。
応募から案内までの流れ
- 対象のキャンペーンページを開き、専用のアンケートに答える
- 学習時間・簿記の学習経験・短答式と論文式の目標時期・使える免除規定などを選ぶ
- 入力内容をもとに、クレアールから割引の案内(合格応援IDなど)が届く
アンケートでは、パンフレット(初学者対象・上級者対象)や合格体験記の請求もあわせて選べます。
公的機関従事者向けのページには、応募しても入校を強制することはないと書かれています。
申し込む前に確かめたい3つのこと
① 短答式の結果が出る日
12月13日の短答式の合格発表は、2027年1月22日(金)の予定です。
合格していればコースの選択肢が変わるため、結果を待ってから決める方法もあります。
ただし、5月の短答式までは約4か月しかありません。
② 英語の出題への対応
令和9年の短答式から、財務会計論・管理会計論・監査論で一部の問題が英語で出題されます。
クレアールの上級2年トータルセーフティコースのページには、英語による出題の導入に対応すると書かれています。
③ 教材の受け取り方
Web通信だけを選ぶと、答案練習は自分で印刷します。
紙で答案練習をしたい人は、講義答練資料の追加費用も予算に入れておきましょう。
資料請求と無料相談で確かめられること
クレアールの公認会計士講座では、申し込む前に無料で使える窓口が3つあります。
| 窓口 | 内容(公式ページの説明) |
|---|---|
| 資料請求 | 講座パンフレットや割引情報を無料で送付 |
| 書籍プレゼント | 学習法をまとめた『公認会計士試験 非常識合格法』を無料で請求できる |
| 無料リモート相談会 | 受験・受講の疑問を相談できる。当日予約・参加も可能と案内 |
セーフティコースのお祝い金の条件や、応援キャンペーンと月の割引価格のどちらが安いかは、相談で確認すると早いです。
上級者対象のパンフレットを請求すると、コースの比較もしやすくなります。
初学者向けのコースは別に用意されている
短答式をまだ受けていない人や、簿記1級の学習前の人には、初学者対象のコースがあります。
2026年10月の公式ページには、1.5年・2年・3年のスタンダード合格コースや、初学者向けのセーフティコース、短答式合格コースなどが並んでいました。
2026年10月4日には、2028〜2030年目標の初学者向け新コースを投入したとのお知らせも出ています。
クレアールの公認会計士上級コースに関するよくある質問
上級コースは誰が対象ですか?
公認会計士の短答式を受けたことがある人や、日商簿記1級修了レベルの人が対象です。
割引価格はいつまで同じですか?
割引価格は月ごとに表示が変わります。
この記事の金額は2026年10月のもので、申し込む月の価格は公式ページで確かめてください。
セーフティコースは不合格でも返金がありますか?
返金とお祝い金は、合格したときの制度です。
不合格の場合は返金ではなく、2028年8月の論文式まで続けて受講できる形で備えます。
税理士の資格があると安くなりますか?
ストレート系のコースには、税理士対象・税理士簿財合格者対象の区分があり、一般スタンダードより受講料が低く設定されています。
まとめ
- 短答式の受験経験者向けの上級コースは4つ。次に受ける試験で選ぶ
- 受講料は一般価格と月ごとの割引価格の2本立て。2026年10月は一般価格より37〜47%低い
- 上級2年トータルセーフティは、最短で合格するとお祝い金と返金で計20万円が戻る
- 経理・金融・公的機関・理系・IT・英語の経歴で使える応援キャンペーンがある
- 金額と期間は変わるため、申し込む前に公式ページで最新の情報を確認する
12月13日の短答式を受ける人は、公認会計士 短答式の解答速報と自己採点のやり方もあわせてご覧ください。
試験全体の日程は公認会計士試験2027(令和9年)の日程で整理しています。
出典(2026年10月5日確認)
- クレアール公認会計士講座「上級者対象コース」および各コースページ(上級2年トータルセーフティ、上級ストレートW受験型【Aクラス】、上級春短答・論文ストレート、上級2年論文トータルセーフティ)
- クレアール公認会計士講座 各応援キャンペーンページ(経理・会計事務所等、金融機関、公的機関、理系出身者、IT技術者、TOEIC/TOEFL高得点者)
- 公認会計士・監査審査会「令和9年試験について」



