🎯 結論(先に要点)
令和9年公認会計士試験の第Ⅰ回短答式は2026年12月13日(日)です。
審査会は試験問題を翌日ごろに公表しますが、正解と配点は合格発表の日(2027年1月22日予定)まで出ません。
当日の自己採点は、予備校の解答速報で行います。前回はTACとクレアールが科目ごとに速報を出しました。合格基準は直近6回で70〜78%です。
📋 この記事でわかること
- 12月13日の時間割と、解答速報が出るタイミング
- 審査会が公表するもの(問題・正解・配点)と、その時期
- 自己採点のやり方と、前回の配点
- 合格基準(ボーダー)の推移と、40%の足切りの仕組み
- 合格発表の日と、結果別にやること
12月13日(日)の時間割と解答速報のタイミング
第Ⅰ回短答式は、1日で4科目を受けます。
時間割は、審査会の施行公告で次のように決まっています。
| 時間 | 科目 | 試験時間 | 問題数・配点 |
|---|---|---|---|
| 9:30〜10:20 | 企業法 | 50分 | 20問以内・100点 |
| 11:15〜12:30 | 管理会計論 | 75分 | 20問以内・100点 |
| 13:45〜14:35 | 監査論 | 50分 | 20問以内・100点 |
| 15:30〜18:00 | 財務会計論 | 150分 | 40問以内・200点 |
合計は500点です。
令和9年からは、財務会計論・管理会計論・監査論で一部の問題が英語で出題されます。
英語の問題の配点は、3科目の合計で総点数の5〜6%程度です。
出典:公認会計士・監査審査会「令和9年公認会計士試験の施行」(令和8年6月19日)、同「令和9年公認会計士試験短答式試験における英語による出題に係る配点の割合及び出題範囲について」(令和8年5月25日)。
解答速報は、試験が終わった科目から出る
前回(2025年12月14日)の第Ⅰ回では、TACが当日のうちに4科目の解答速報を順に公開しました。
TACのページには、企業法の解答が当日13時05分時点の表示で載っていました。
企業法の試験が終わるのは10時20分なので、昼過ぎには最初の科目を照合できたことになります。
財務会計論は18時に終わるため、4科目がそろうのは夜です。
クレアールも、解答速報のページに科目ごとの速報を掲載しています。
| 予備校 | 直近の短答式で確認できた内容 |
|---|---|
| CPA会計学院 | 2026年5月の第Ⅱ回で、当日に解答を順次公開。自分の解答を入力する自動採点サービス「本試験Webサーベイ」、解答解説PDF、ボーダー予想動画を試験の3日後に公開予定と案内 |
| TAC | 2025年12月の第Ⅰ回で、当日に4科目の解答を順次公開。難易度の表示、解答解説資料(PDF)の無料請求、ボーダー予想・データリサーチの案内あり |
| クレアール | 2025年12月・2026年5月の各回について、「解答速報」ページに企業法・管理会計論・監査論・財務会計論の速報を科目別に掲載 |
ボーダー(合格基準)の予想は、解答速報より数日遅れて出ることがあります。
公開の時刻は予備校ごとに違い、年によっても変わります。
当日は、各予備校の解答速報ページを直接開いて確かめるのが確実です。
出典:TAC「令和8年公認会計士 第Ⅰ回短答式試験 解答速報」、リセマム(2025年12月15日)、CPA会計学院の発表(eJinzai掲載・2026年5月26日)、クレアール「公認会計士試験 解答速報」(いずれも2026年10月5日確認)。
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審査会が公表するものと時期|正解は合格発表の日まで出ない
公認会計士試験では、試験を行う公認会計士・監査審査会も問題を公表します。
ただし、問題と正解では公表の時期が違います。

| 公表されるもの | 前回(令和8年第Ⅰ回)の公表日 | 今回の予定 |
|---|---|---|
| 試験問題・答案用紙 | 2025年12月15日(試験の翌日) | 試験の翌日ごろ |
| 正解・満点・配点 | 2026年1月23日(合格発表の日) | 2027年1月22日(金)予定 |
| 合格者の受験番号・合格基準 | 2026年1月23日 10時 | 2027年1月22日(金)予定 |
つまり、審査会の正解で答え合わせができるのは約1か月半後です。
それまでの自己採点は、予備校の解答速報が頼りになります。
速報は各予備校の見解なので、正解が分かれる問題もあります。
出典:公認会計士・監査審査会「令和8年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験の試験問題及び答案用紙について」(令和7年12月15日)、同「合格発表等について」(令和8年1月23日)、同「令和9年公認会計士試験実施日程」。
自己採点のやり方

① 問題冊子に、マークした番号を書き写しておく
受験案内では、試験問題は試験終了後に持ち帰ってよいとされています。
答案用紙(マークシート)は回収されるので、自分の解答は問題冊子に残すしかありません。
各問の番号の横に、マークした選択肢を書いておきましょう。
なお、中途退室した場合、問題冊子は試験室から持ち出せず、終了後に席へ取りに戻ります。
② 解答速報と照合する
科目ごとに、解答速報の正解と自分の解答を照らし合わせます。
速報が予備校によって分かれている問題は、印を付けて別に数えておくと安心です。
③ 配点で点数を出す
短答式は、問題ごとに配点が違います。
前回(令和8年第Ⅰ回)の配点は、合格発表の日に次のとおり公表されました。
| 科目(満点) | 前回の配点 |
|---|---|
| 財務会計論(200点) | 問題1〜23・25・28は各6点、問題24・26・27・29〜35は各5点(全35問) |
| 管理会計論(100点) | 問題1〜8は各5点、問題9〜18は各6点(全18問) |
| 監査論(100点) | 問題1〜20は各5点 |
| 企業法(100点) | 問題1〜20は各5点 |
今回は英語の問題が入るため、問題数や配点が前回と同じとは限りません。
正式な配点は合格発表の日に公表されるので、それまでは予備校の速報が示す配点で計算します。
出典:公認会計士・監査審査会「令和8年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験の正解、満点及び配点」。
④ 得点比率を出して、合格基準と見比べる
合計点を500点で割ると、得点比率が出ます。
たとえば375点なら75%、350点なら70%です。
あわせて、40%を下回った科目がないかも確認します(次の章で説明します)。
合格基準(ボーダー)の推移|直近6回は70〜78%
短答式の合格基準は、「総点数の70%を基準として、審査会が相当と認めた得点比率」です。
実際の基準は、回ごとに70%より上がることがあります。

| 回(実施月) | 合格基準 | 答案提出者 | 合格者 |
|---|---|---|---|
| 令和8年 第Ⅱ回(2026年5月) | 70% | 11,102人 | 995人 |
| 令和8年 第Ⅰ回(2025年12月) | 75% | 12,533人 | 1,525人 |
| 令和7年 第Ⅱ回(2025年5月) | 72% | 11,127人 | 1,026人 |
| 令和7年 第Ⅰ回(2024年12月) | 72% | 12,336人 | 1,383人 |
| 令和6年 第Ⅱ回(2024年5月) | 78% | 11,003人 | 1,041人 |
| 令和6年 第Ⅰ回(2023年12月) | 75% | 12,100人 | 1,304人 |
12月の第Ⅰ回は、直近3回で72〜75%でした。
前回の第Ⅰ回は、答案提出者12,533人のうち1,525人(約12.2%)が合格しています。
前回の総合平均得点比率は49.6%で、科目別では企業法51.6%・監査論50.7%・財務会計論49.2%・管理会計論48.0%でした。
基準は問題の難しさで動くため、過去の数字はあくまで目安です。
出典:公認会計士・監査審査会「試験結果の概要」(令和6年〜令和8年の各回)。
40%の足切りは「下位33%」とセットで判定される
総点数が基準に届いていても、不合格になることがあります。
条件は次の2つが両方そろった場合です。
- 1科目でも、その科目の満点の40%未満の得点がある
- その得点が、答案提出者の下位から数えて33%の人数にあたる人の得点に届いていない
40%を切っただけで、ただちに不合格になるわけではありません。
前回の第Ⅱ回では、この条件で不合格になった人は「該当者なし」と公表されています。
自己採点で40%を切った科目がある場合は、その科目の平均点が発表されるまで判断を保留しましょう。
合格発表は2027年1月22日(金)の予定
第Ⅰ回短答式の合格発表は、2027年1月22日(金)の予定です。
前回の発表方法は、次のとおりでした。
| 方法 | 前回(令和8年第Ⅰ回)の内容 |
|---|---|
| インターネット | 審査会のウェブサイトに合格者の受験番号を掲載(発表日の10時予定) |
| 官報 | 合格者の受験番号を公告(発表の1週間後) |
| 郵送 | 合格者に合格通知書を簡易書留で郵送(2月上旬ごろ) |
| 掲示 | 審査会・財務局の庁舎での掲示は行わない |
発表の日には、正解・配点、得点の分布表、合格基準もあわせて公表されます。
出願後に引っ越した人は、合格通知書が届くように郵便局へ転居届を出しておきましょう。
出典:公認会計士・監査審査会「令和8年公認会計士試験第Ⅰ回短答式試験の合格発表方法について」(令和8年1月16日)。
結果別にやること
自己採点で合格基準を超えていそうな場合
次は、2027年8月20日(金)〜22日(日)の論文式です。
令和9年の論文式は、合格基準の目安が52%〜54%に引き上げられます。
短答式に合格すると、その後2年間は短答式が免除され、論文式から受けられます。
令和9年の日程表でも、令和7年・令和8年の短答式合格者は第Ⅱ回の出願期間に出願して論文式を受ける扱いです。
ボーダー付近の場合
合格発表は1月22日、第Ⅱ回短答式の出願は2027年2月1日(月)〜2月24日(水)です。
発表を見てから第Ⅱ回に出願しても、期間に間に合います。
ただし、5月23日の第Ⅱ回まで約4か月です。
結果を待つあいだも、短答式の勉強を止めないのが安全です。
届かなかった場合
同じ令和9年試験の中で、5月23日(日)の第Ⅱ回短答式にもう一度挑戦できます。
第Ⅱ回の合格発表は2027年6月18日(金)の予定で、合格すれば8月の論文式に進めます。
12月の第Ⅰ回で届かなかった人は、学習方法を見直すかどうかもこの時期に決めておきましょう。
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公認会計士 短答式の解答速報に関するよくある質問
審査会は解答速報を出しますか?
出しません。
試験問題は翌日ごろに公表されますが、正解と配点が出るのは合格発表の日です。
解答速報はいつ見られますか?
前回は、TACが試験当日に科目ごとに順次公開しました。
企業法は昼過ぎ、最後の財務会計論は夜に照合できる流れでした。
問題冊子は持ち帰れますか?
持ち帰れます。
受験案内で、試験終了後の持ち帰りが認められています。
何点取れば合格ですか?
基準は回ごとに決まり、直近6回は70〜78%でした。
500点満点では350〜390点にあたります。
1科目40%を切ったら不合格ですか?
ただちに不合格にはなりません。
その得点が、答案提出者の下位33%にあたる得点にも届かない場合に不合格になります。
電卓は持ち込めますか?
計算機能だけの電卓(または算盤)を1台使えます。
関数・金利・税・日数・時間の計算機能などがあるものは使えません。
まとめ:12月13日は当日夜に4科目の自己採点ができる
- 第Ⅰ回短答式は2026年12月13日(日)、9時30分の企業法から18時の財務会計論まで
- 審査会の正解・配点は、合格発表の日(2027年1月22日予定)まで出ない
- 当日の自己採点は、予備校の解答速報で行う(前回はTAC・クレアールが科目別に掲載)
- 問題冊子は持ち帰れるので、マークした番号を書き写しておく
- 合格基準は直近6回で70〜78%。40%の足切りは下位33%とセットで判定
- 届かなくても、2月に出願して5月23日の第Ⅱ回で挑戦できる
試験の日程全体は、公認会計士試験2027(令和9年)の日程で整理しています。
合格率の推移は公認会計士の難易度(公式データ)、論文式の発表は公認会計士試験の合格発表2026をご覧ください。
出典(2026年10月5日確認)
- 公認会計士・監査審査会「令和9年試験について」(施行公告・実施日程・受験案内・英語出題)
- 公認会計士・監査審査会「令和8年試験について」(試験問題の公表・合格発表・試験結果の概要・正解と配点)
- TAC「公認会計士 解答速報」
- クレアール「公認会計士試験 解答速報」



